オーケストラ コンサート Aプログラム
日程 | 2024年8月10日(土) 開演 15:00 2024年8月11日(日) 開演 15:00 |
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会場 | キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
車椅子席のご利用ができます。 託児サービスがご利用できます。 |
料金 | S ¥20,000 A ¥16,000 B ¥12,000 C ¥8,000 |
公演時間 | 約2時間(休憩あり) |
曲目 |
メンデルスゾーン:《夏の夜の夢》作品61より
R. シュトラウス:交響詩《ドン・ファン》作品20 R. シュトラウス:《四つの最後の歌》* |
演奏 | サイトウ・キネン・オーケストラ |
指揮 | 沖澤のどか(OMF首席客演指揮者) |
ソプラノ独唱 | エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー* |
指揮
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©Felix Broede
沖澤のどか
指揮
京都市交響楽団第 14 代常任指揮者。2023 年4⽉より3年間の任期中に、⽇本を代表するオーケストラの定期公演のみならず、教育・ファミリーコンサートにも携わる予定。
2019 年ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、同時にオーケストラ賞および聴衆賞も受賞。18 年東京国際⾳楽コンクール〈指揮〉第 1 位。2020 年から 2022 年にかけて、ベルリン・フィルのカラヤン・アカデミーより奨学⾦を受け、演奏会やオペラ公演で⾸席指揮者キリル・ペトレンコのアシスタントも務める。ベルリン・フィル・アカデミー・メンバーとの共演による⾃⾝のコンサート・プロジェクトの他、2022 年3⽉にはフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー連邦⼤統領の招待を受け、ウクライナとの連帯を表明するためのコンサートに参加しベルリン・フィル奏者らを指揮。22 年 5 ⽉に、ペトレンコとともにカラヤン・アカデミー創設 50 周年記念公演を指揮。
2023/24 シーズンは、バーゼル室内管弦楽団、ウィニペグ交響楽団、ケベック交響楽団、BBC ウェールズ・ナショナル管弦楽団等でデビューを飾る他、N 響定期公演デビュー、東京交響楽団、2022/23 シーズンにアーティストインレジデンスを務めたミュンヘン交響楽団の指揮も予定されている。また、読響、新⽇本フィル、⽇本フィル、オーケストラ・アンサンブル⾦沢も定期的に指揮している。2022 年にはセイジ・オザワ 松本フェスティバル モーツァルト「フィガロの結婚」(ロラン・ペリー演出)で、サイトウ・キネン・オーケストラを初指揮。これまでにネーメ・ヤルヴィ、パーヴォ・ヤルヴィ、クルト・マズアなどによるマスタークラスを多数受講。19 年および 20 年には、リッカルド・ムーティ「イタリア・オペラ・アカデミー in東京」の受講⽣に選出。オーケストラ・アンサンブル⾦沢で指揮研究員を務め、国内およびヨーロッパのオペラ・プロダクションに携わるなど、さらに研鑽を積んでいる。20 年、東京⼆期会《メリー・ウィドウ》を指揮。2023 年に公益財団法⼈ソニー⾳楽財団から「齋藤秀雄メモリアル基⾦賞」を授与される。
1987 年、⻘森県⽣まれ。幼少期よりピアノ、チェロ、オーボエを学ぶ。東京藝術⼤学で⾼関健、尾⾼忠明の両⽒に指揮を師事し、修⼠号を取得して卒業。さらに、ハンス・アイスラー⾳楽⼤学ベルリンでクリスティアン・エーヴァルト、ハンス=ディーター・バウムの両⽒に師事し、19 年に修⼠号を取得。ベルリン在住。
出演
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© Dario Acosta
エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー
ソプラノ
南アフリカ生まれ。若い世代のドラマティック・ソプラノとして世界を代表する歌手のひとり。
2023/24年は、ウィーン国立歌劇場《影のない女》皇后、MET《タンホイザー》エリーザベト(ロールデビュー)、再出演となるバーデン・バーデン・イースター音楽祭やベルリンで《エレクトラ》クリソテミスを歌う。指揮のヤニック・ネゼ゠セガンとは長年にわたる芸術的パートナーシップを築いており、彼とロッテルダム・フィルとの共演で、ロッテルダム、ドルトムント、バーデン・バーデン、パリで《ワルキューレ》ジークリンデを歌う。パリ・オペラ座に《ヴェスタの巫女》ジュリアで再登場。
最近の主なロールデビューは、MET《さまよえるオランダ人》ゼンタや《ヴォツェック》マリー、パリでのサロメ、アン・デア・ウィーン劇場《ヴェスタの巫女》ジュリア、ロッテルダム・フィルとの皇后など。
ウィーン、NY、サンフランシスコ、シカゴ、チューリヒ、ミュンヘン、ハンブルク、フランクフルト、ボルドーなどの聴衆が、その傑出した歌唱を絶賛している。ヘンデル(ロデリンダ)、モーツァルト(ヴィテッリア、エレットラ、ドンナ・アンナ)、ベートーヴェン(《フィデリオ》レオノーレ)、ベルカント・レパートリー(ノルマ、アンナ・ボレーナ、マリア・ストゥアルダ)、ヴェルディ(エリザベッタ、デズデモナ、《エルナーニ》エルヴィーラ、《トロヴァトーレ》レオノーラ)、プッチーニ(修道女アンジェリカ、ジョルジェッタ)、ワーグナー(エルザ、ゼンタ)や、さらに20世紀以降のR. シュトラウス(皇后、クリソテミス)、ベルク(《ヴォツェック》マリー)、ブリテン(エレン・オーフォード)まで、幅広いレパートリーをもつ。
また、ベートーヴェン《第9》、ヴェルディ《レクイエム》、ブラームス《ドイツ・レクイエム》、ワーグナー《ヴェーゼンドンク歌曲集》、ブルックナー《テ・デウム》、マーラー《交響曲第8番》、シュトラウス《四つの最後の歌》など、コンサート・レパートリーにも積極的に取り組んでいる。S.ヤング、K.ペトレンコ、B.ビリー、ネゼ゠セガンなどの指揮者と定期的に共演を重ねている。