2024
OMF Opera
OMFオペラ

OMFオペラ
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」

日程 2024年8月25日(日)開演 15:00
会場 まつもと市民芸術館・主ホール
車椅子席のご利用ができます。
託児サービスが利用できます。
料金 S ¥6,000   A ¥4,000   B ¥2,000   U-25 各座席料金の半額
※U-25チケットは、「OMFウェブチケット」のみの取り扱いとなります。
公演時間 約1時間(休憩なし)
全1幕/原語(イタリア語)上演/日本語字幕付き

指揮:沖澤 のどか (OMF首席客演指揮者)
演出:デイヴィッド・ニース
装置・衣裳:ジョン・マイケル・ディーガン&サラ・G・コンリー

ジョン・マイケル・ディーガン&サラ・G・コンリー

ジョン・マイケル・ディーガン
サラ・G・コンリー

装置・衣裳
オペラ、演劇、ダンス、テレビ番組で40年近く舞台美術、衣裳、照明デザインを手がけ、タングルウッド・ミュージック・センターをはじめ、ニューヨーク・シティ、ボストン・リリック、アイスランド、北京・上海、韓国国立等の歌劇場や、フィレンツェ五月音楽祭、サイトウ・キネン/セイジ・オザワ 松本フェスティバル、ビッグ・アップル・サーカスなどで制作に携わる。カーネギーホールで好評を博したボストン響の《スペードの女王》、米PBS「グレート・パフォーマンス」で放送された同ホール制作「バトルとノーマンが歌うスピリチュアル」と「カーネギーホール・クリスマス」を手がけており、同番組では二人が携わったエミー受賞作「バーンスタイン70歳!」と「マルサリス・オン・ミュージック」も放送されている。ディーガンはブロードウェイで《Shadowlands》や《The Circle》の照明、米ABCテレビ制作番組「The View」の装置をデザイン。コンリーはマウント・ホリヨーク・カレッジとピッツバーグ大学で数学期教鞭も執った。

照明:高沢立生

高沢立生

高沢立生

照明
1974年バイエルン国立歌劇場の日本公演に、日本側の照明監督として参加。以後日本でのオペラブームの火付けになった1979年英国ロイヤル・オペラ、80年ウィーン国立歌劇場、81年ミラノ・スカラ座歌劇場の日本公演の実現に参加。1987年のベルリン・ドイツ・オペラ、ワーグナーの《リング》四作品連続公演で、演出家の故ゲッツ・フリードリッヒと共に照明合わせをした事で、以後の照明作りの姿勢に大きな影響を受けた。
バレエ界の仕事では、東京バレエ団の国内及び海外公演のほとんどに随行し、デザインを提供している。モーリス・ベジャールが東京バレエ団に振り付けた《ザ・カブキ》《M》《胡桃割り人形》の照明デザインを担当し、日本舞台芸術振興会の主催する3年に一度の世界バレエフェスティバルは、第1回から第13回まで連続で担当した。
小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトは2000年6月、第1回の「フィガロの結婚」から照明デザインを担当している。

チーフ音楽スタッフ:デニス・ジオーク

デニス・ジオーク

デニス・ジオーク

チーフ音楽スタッフ
ピアニストおよびヴォーカル・コーチとしてニューヨークを拠点に活躍しており、メトロポリタン歌劇場で長年にわたり副指揮者を務めた。これまでにプラシド・ドミンゴ、ルチアーノ・パヴァロッティ、マリリン・ホーン、ルネ・フレミングなど数多くの名歌手と仕事をし、ジェームズ・レヴァイン、カルロス・クライバー、グスターヴォ・ドゥダメルをはじめとする名指揮者と数多くコラボレートしてきた。2015年にメトロポリタン歌劇場を離れて以降は、世界各地で若手歌手のコーチングや養成に力を注いでいる。チーフ音楽スタッフを務める小澤征爾音楽塾に加え、ロシア/サンクトペテルブルクのマリインスキー歌劇場でアトキンズ・ヤング・アーティスト・プログラムの音楽チーフ、ワシントン・ナショナル・オペラで若手アーティストのコーチ、ボストン響による数々の演奏会形式オペラでアンドリス・ネルソンスのアシスタントを務めたほか、いくつもの声楽コンクールで審査員も務めている。

プロデューサー:深町 達

出演
ジャンニ・スキッキ:町 英和
ラウレッタ:藤井 玲南
ツィータ:牧野 真由美
リヌッチオ:澤原 行正
ゲラルド:髙畠 伸吾
ネッラ:別府 美沙子
ベット:市川 宥一郎
シモーネ:平野 和
マルコ:駒田 敏章
ラ・チェスカ:十合 翔子
スピネロッチオ:佐原 壮也
アマンティオ・ディ・ニコラーオ:寺田 功治
ピネッリーノ:松澤 佑海
グッチオ:荒井 雄貴
ほか

演奏
小澤征爾音楽塾オーケストラ

小澤征爾音楽塾オーケストラ

ローム株式会社の佐藤研一郎社長(当時)と小澤征爾が、オペラを通じて若い音楽家を育成することを目的に、2000年に立ち上げた「小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト」のために結成されたオーケストラ。国内のみならず、中国、台湾、韓国などアジア諸国でのオーディションによって選ばれた優秀な若い音楽家たちが、小澤征爾と、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーをはじめとする演奏家のもとで指導を受け、その成果をオペラとオーケストラ公演で実践する。これまでの公演でも、その卓越した技術と生き生きとした音楽で高い評価を得ている。塾生の中からは、コンクールで上位入賞を果たしソリストとして活躍する者や、国内外のオーケストラのコンサートマスターや首席奏者として活躍する者も多く、着実に成果をあげている。2025年3月に小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXXI ヴェルディ:オペラ「椿姫」を京都・東京で上演する。

指揮・演出

沖澤 のどか
沖澤 のどか
©Felix Broede
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沖澤 のどか

沖澤 のどか

指揮
京都市交響楽団第 14 代常任指揮者。2023 年4⽉より3年間の任期中に、⽇本を代表するオーケストラの定期公演のみならず、教育・ファミリーコンサートにも携わる予定。
2019 年ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、同時にオーケストラ賞および聴衆賞も受賞。18 年東京国際⾳楽コンクール〈指揮〉第 1 位。2020 年から 2022 年にかけて、ベルリン・フィルのカラヤン・アカデミーより奨学⾦を受け、演奏会やオペラ公演で⾸席指揮者キリル・ペトレンコのアシスタントも務める。ベルリン・フィル・アカデミー・メンバーとの共演による⾃⾝のコンサート・プロジェクトの他、2022 年3⽉にはフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー連邦⼤統領の招待を受け、ウクライナとの連帯を表明するためのコンサートに参加しベルリン・フィル奏者らを指揮。22 年 5 ⽉に、ペトレンコとともにカラヤン・アカデミー創設 50 周年記念公演を指揮。
2023/24 シーズンは、バーゼル室内管弦楽団、ウィニペグ交響楽団、ケベック交響楽団、BBC ウェールズ・ナショナル管弦楽団等でデビューを飾る他、N 響定期公演デビュー、東京交響楽団、2022/23 シーズンにアーティストインレジデンスを務めたミュンヘン交響楽団の指揮も予定されている。また、読響、新⽇本フィル、⽇本フィル、オーケストラ・アンサンブル⾦沢も定期的に指揮している。2022 年にはセイジ・オザワ 松本フェスティバル モーツァルト「フィガロの結婚」(ロラン・ペリー演出)で、サイトウ・キネン・オーケストラを初指揮。これまでにネーメ・ヤルヴィ、パーヴォ・ヤルヴィ、クルト・マズアなどによるマスタークラスを多数受講。19 年および 20 年には、リッカルド・ムーティ「イタリア・オペラ・アカデミー in東京」の受講⽣に選出。オーケストラ・アンサンブル⾦沢で指揮研究員を務め、国内およびヨーロッパのオペラ・プロダクションに携わるなど、さらに研鑽を積んでいる。20 年、東京⼆期会《メリー・ウィドウ》を指揮。2023 年に公益財団法⼈ソニー⾳楽財団から「齋藤秀雄メモリアル基⾦賞」を授与される。 1987 年、⻘森県⽣まれ。幼少期よりピアノ、チェロ、オーボエを学ぶ。東京藝術⼤学で⾼関健、尾⾼忠明の両⽒に指揮を師事し、修⼠号を取得して卒業。さらに、ハンス・アイスラー⾳楽⼤学ベルリンでクリスティアン・エーヴァルト、ハンス=ディーター・バウムの両⽒に師事し、19 年に修⼠号を取得。ベルリン在住。

デイヴィッド・ニース
デイヴィッド・ニース
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デイヴィッド・ニース

デイヴィッド・ニース

演出
最近まで25年にわたりメトロポリタン歌劇場で首席演出家を務め、100演目近いプロダクションを演出した。加えて、シカゴ、サンフランシスコ、ワシントン、ボストン、オレゴン州ポートランド、ボン(ドイツ)のオペラ・カンパニーや、フィレンツェ五月音楽祭、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、西宮市の兵庫県立芸術文化センター(最近、《ドン・ジョヴァンニ》を演出し、同センターでのモーツァルト/ダ・ポンテ三部作が完結)でも演出を手がけている。
タングルウッド音楽祭、ボストンのシンフォニー・ホール、カーネギーホールで初めて小澤征爾/ボストン交響楽団のオペラ舞台を手がけ、以来長年にわたり小澤征爾とコラボレーションを重ねている。日本ではこれまでに、小澤が率いる音楽祭で30演目以上のプロダクションを演出しており、現在も引き続き、セイジ・オザワ 松本フェスティバルや小澤征爾音楽塾のプロダクションを手がける。直近では、アーティスティック・ディレクターも務める小澤征爾音楽塾でプッチーニ《ラ・ボエーム》の新制作を手がけた。
松本城で行われたサイトウ・キネン・フェスティバル松本初の野外プロダクションでは、ニースが手がけた《ファウストの劫罰》を5千人の聴衆が鑑賞した。また、ニースの演出によるフィレンツェ五月音楽祭とサイトウ・キネン・フェスティバル松本の共同制作による《ピーター・グライムズ》は、この作品の米国初演50周年を記念してタングルウッド・ミュージック・センターで立ち上げられたプロダクションであり、『A Tale of Tanglewood』と題するドキュメンタリー・フィルムにも収録されている。

出演

町 英和
町 英和
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町 英和

ジャンニ・スキッキ:町 英和

バリトン
国立音楽大学、同大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第6期修了。文化庁在外派遣研修員としてボローニャ、公益財団法人ローム ミュージック ファンデーションの助成を受けミュンヘンに留学する。これまでにサイトウ・キネン・フェスティバル松本、セイジ・オザワ 松本フェスティバル、小澤征爾音楽塾や新国立劇場などのオペラ公演に数多く出演し、コンサート・ソリストとしてもNHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団などの定期演奏会に出演し、その知性豊かな楽曲解釈で好評を得ている。

藤井 玲南
藤井 玲南
©Toshiyuki Tanaka
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藤井 玲南

ラウレッタ:藤井 玲南

ソプラノ
東京藝術大学大学院在学中、ドイツのエアフルト歌劇場にて《ヘンゼルとグレーテル》砂の精・露の精でオペラ・デビュー。ライプツィヒ歌劇場研修後、ウィーン国立音楽大学を卒業。セイジ・オザワ 松本フェスティバル、東京オペラシティリサイタルシリーズ B→C、東京・春・音楽祭等に出演。小澤征爾音楽塾 子どものためのオペラでは《カルメン》ミカエラ、《こうもり》アデーレ等、東京芸術劇場では井上道義指揮《ドン・ジョヴァンニ》ツェルリーナを演じ、フェニーチェ堺にて佐渡裕指揮のもとホセ・カレーラスと共演した。国立音楽大学講師。

牧野 真由美
牧野 真由美
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牧野 真由美

ツィータ:牧野 真由美

メゾ・ソプラノ
東京藝術大学卒業、同大学院修了。第3回藤沢オペラコンクール奨励賞、第30回イタリア声楽コンコルソ金賞受賞。サイトウ・キネン・フェスティバル松本のオペラには《利口な女狐の物語》《ヘンゼルとグレーテル》《こどもと魔法》に出演。「ふれあいコンサート千人の合唱」ではカルメンを歌った。またサントリーホール オペラ・アカデミー公演《ファルスタッフ》《フィガロの結婚》、藤原歌劇団《カルメル会修道女の対話》《蝶々夫人》《仮面舞踏会》などの公演にも出演し好評を博した。藤原歌劇団団員。昭和音楽大学非常勤講師。

澤原 行正
澤原 行正
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澤原 行正

リヌッチオ:澤原 行正

テノール
広島県呉市出身。愛媛大学、東京藝術大学卒業。同大学院修士課程修了。桐朋学園大学博士後期課程修了。博士号(音楽)取得。ヘンデル《メサイア》、モーツァルト《レクイエム》、ベートーヴェン《第九》、オルフ《カルミナ・ブラーナ》などのテノールソリストを務める。オペラではビゼー《カルメン》にてオペラ・デビュー。その他、《セルセ》《魔笛》《愛の妙薬》《椿姫》《ラ・ボエーム》《トスカ》など多数のオペラに出演。またライナーノートや楽曲解説の執筆、コンサート企画など活動は多岐にわたる。日本声楽アカデミー会員。二期会会員。

髙畠 伸吾
髙畠 伸吾
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髙畠 伸吾

ゲラルド:髙畠 伸吾

テノール
武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。イタリア・パルマにて、シルクロード国際声楽コンクール2位受賞。第44回イタリア声楽コンコルソ金賞受賞。2015年には小澤征爾指揮によるラヴェル作曲《こどもと魔法》にキャストとして出演。その他、新国立劇場、日生劇場、LFJ東京・金沢、札幌PMF音楽祭に出演し、セイジ・オザワ 松本フェスティバルには2015、16、17年《こどもと魔法》、2018年《ジャンニ ・スキッキ》に出演。

別府 美沙子
別府 美沙子
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別府 美沙子

ネッラ:別府 美沙子

ソプラノ
東京音楽大学卒業、同大学大学院修了。第5回 Lissone音楽コンクール(伊)第2位。第53回日伊声楽コンコルソ入選。イタリア留学中、《リゴレット》《セビリャの理髪師》などに出演。国内でも《愛の妙薬》アディーナ、《椿姫》ヴィオレッタ等で出演。小澤征爾音楽塾《カルメン》フラスキータ、《こうもり》ロザリンデ、《ラ・ボエーム》ムゼッタのカヴァーとして参加。21年藤原歌劇団に《ジャンニ・スキッキ》ラウレッタでデビューし、同団《カルメン》ミカエラで出演。23年OMFオペラ《ラ・ボエーム》ムゼッタで出演。藤原歌劇団団員。日本オペラ協会会員。

市川 宥一郎
市川 宥一郎
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市川 宥一郎

ベット:市川 宥一郎

バリトン
昭和音楽大学大学院修了。第57回日伊声楽コンコルソ2021第1位及び歌曲賞受賞。令和4年度川崎市アゼリア輝賞受賞。藤原歌劇団公演《ラ・チェネレントラ》《蝶々夫人》《カルメン》《ラ・ボエーム》《イル・カンピエッロ》、日本オペラ協会公演《源氏物語》《夕鶴》に出演。小澤征爾音楽塾公演《カルメン》《ラ・ボエーム》《コジ・ファン・トゥッテ》にてカヴァーキャストを務め、23年OMF公演にて《ラ・ボエーム》ショナール本役として出演。藤原歌劇団団員。日本オペラ協会会員。昭和音楽大学非常勤講師。神奈川県川崎市出身。

平野 和
平野 和
©武藤章
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平野 和

シモーネ:平野 和

バス・バリトン
今、その活躍が最も注目されるバス・バリトンのひとり。日本大学芸術学部、ウィーン国立音楽大学卒業、同大学院オペラ科首席修了。末芳枝、R. ハンスマン、R. ホルに師事。グラーツ歌劇場、ウィーン・フォルクスオーパー専属歌手を経てウィーンを拠点に活躍。これまで《フィガロの結婚》タイトルロール、《魔笛》ザラストロ、《ドン・ジョヴァンニ》レポレッロなど数々のオペラに出演。ソリストとしても国内外のオーケストラと共演。CDはシューベルト『冬の旅』を日本アコースティックレコーズからリリース。

駒田 敏章
駒田 敏章
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駒田 敏章

マルコ:駒田 敏章

バリトン
名古屋市出身。愛知教育大学を経て、東京藝術大学大学院修了。大学在学中はドイツ歌曲とオラトリオを中心に学ぶ。その後、新国立劇場オペラ研修所11期に在籍しオペラを学ぶ。研修所を修了後、文化庁海外派遣制度でドイツ・ベルリンに留学。帰国後は新国立劇場、小澤征爾音楽塾、セイジ・オザワ 松本フェスティバルなどでオペラに出演。今シーズンは新国立劇場《魔笛》パパゲーノで出演予定。また、歌曲の演奏にも力を入れており、東京・春・音楽祭、東京オペラシティリサイタルシリーズB→Cなどに出演。第83回日本音楽コンクール(歌曲)第1位。

十合 翔子
十合 翔子
©FUKAYA auraY2
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十合 翔子

ラ・チェスカ:十合 翔子

メゾ・ソプラノ
神戸女学院大学音楽学部卒業。新国立劇場オペラ研修所第19期生修了。ANAスカラシップによりミラノ・スカラ座アカデミー、バイエルン州立歌劇場研修所で研修。第1回日本国際音楽コンペティショングランプリ。第5回浜響ソリストオーディション第1位。文化庁新進芸術家海外研修員として渡伊。現地オペラフェスティバル《チェネレントラ》表題役を務めた。《カルメン》表題役、新国立劇場《こどもと魔法》中国茶碗/とんぼ、《アイーダ》巫女、2024年小澤征爾音楽塾 子どものためのオペラ《コジ・ファン・トゥッテ》ドラベッラ役などで出演。

佐原 壮也
佐原 壮也
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佐原 壮也

スピネロッチオ:佐原 壮也

バス・バリトン
長野県出身。国立音楽大学声楽科卒業。二期会オペラ研修所修了。ハンブルク音楽院を最優秀で修了。サリエリ《まずは音楽、おつぎが言葉》詩人役に抜擢されドイツデビュー後、モーツァルト、R.シュトラウスなど古典から現代まで様々な作品に出演。小澤征爾音楽塾《こどもと魔法》《ジャンニ・スキッキ》のカヴァーキャストを務める。また、シューマン《ゲーテのファウストからの情景》ソリストを務め北ドイツ放送局に放映されたほか、宗教曲においても世界初演作品をはじめ、多くの作品でソリストを務め好評を得る。二期会会員。

寺田 功治
寺田 功治
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寺田 功治

アマンティオ・ディ・ニコラーオ:寺田 功治

バリトン
東京音楽大学声楽演奏家コース卒業。英国ギルドホール音楽演劇学校から奨学金を受け大学院修士課程オペラコース修了。これまでに小澤征爾音楽塾、及びサイトウ・キネン・フェスティバル松本にて小澤征爾と度々共演。アイルランド・ウェックスフォード・フェスティバルではケヴィン・プッツ「サイレント・ナイト」英国中佐を務める。第11回コンセール・マロニエ21第1位。第7回エレーナ・オブラスツォワ国際声楽コンクール第3位。第85回日本音楽コンクール声楽部門第2位。第37回飯塚新人音楽コンクール第1位。

松澤 佑海
松澤 佑海
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松澤 佑海

ピネッリーノ:松澤 佑海

バス・バリトン
東京藝術大学卒業、桐朋学園大学研究科修了。イタリア・トリノにて研鑽を積む。《イル・トロヴァトーレ》フェランド、《コジ・ファン・トゥッテ》ドン・アルフォンソ、《ドン・ジョヴァンニ》レポレッロ、《魔笛》ザラストロ、《愛の妙薬》ベルコーレ、《カルメン》モラレス、《マノン》ブレティニ、《ラ・ボエーム》ショナール役などに出演。2018年より小澤征爾音楽塾、OMFに出演。《ジャンニ・スキッキ》《こうもり》ではキャスト及びカヴァーを務めた。これまでに大槻義昭、福島明也、友清崇、山口邦明、Andrea Genoveseに師事。二期会会員。

荒井 雄貴
荒井 雄貴
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荒井 雄貴

グッチオ:荒井 雄貴

バリトン
東京音楽大学声楽科卒、同大学院修士課程修了。イタリア国立パルマ音楽院声楽科を卒業演奏において最高得点を得て修了。イタリアやドイツをはじめヨーロッパ各地で「バリトン・レッジェーロ」のレパートリーを中心にオペラに出演。またメディアアーティストとして新国立劇場、びわ湖ホールなど日本の主要な劇場でプロジェクションマッピング、舞台美術、字幕翻訳・投影を行うほか、サッポロビール株式会社等企業のweb配信演出など、クラシック音楽と映像技術を融合させ表現するアーティストとして注目されている。