ふれあいコンサート II
日程 | 2024年8月18日(日)開演 15:00 |
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会場 | 松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール) 車椅子席のご利用ができます。 |
料金 | 一般:¥6,000 U-25:¥3,000(全席指定) ※U-25チケットは、限定100席で「OMFウェブチケット」のみの取り扱いとなります。 |
公演時間 | 約2時間(休憩あり) |
曲目・ 出演者 |
モーリス・ライト:グランド・デュオ ヴァイオリン: 岡 浩乃 パーカッション: ドン・リウッツィ |
モーリス・ライト:ムーブメント・イン・タイム―2人のパーカショニストと電子音のための ティンパニ/パーカッション: 竹島 悟史、 ドン・リウッツィ |
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ローランド・モラレス=マトス:リトル・ルンバ パーカッション: 竹原 美歌、 竹島 悟史、 ドン・リウッツィ |
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ブラームス:弦楽六重奏曲 第1番 変ロ長調 作品 18 ヴァイオリン: フェデリコ・アゴスティーニ、 ジュリアン・ズルマン ヴィオラ: 川本 嘉子、 中村 翔太郎 チェロ: 佐藤 晴真、 伊藤 文嗣 |
出演
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岡 浩乃
ヴァイオリン
フィラデルフィア管弦楽団メンバー。ソリストとしてサンフランシスコ室内アンサンブル、ユティカ響や、フィラデルフィア・エリアの多数のオーケストラと共演。室内楽奏者としてマールボロ音楽祭、ケネディ・センターのシアター・チェンバー・プレイヤーズ、フィラデルフィア室内楽ソサエティと共演しているほか、ハイメ・ラレード、アレクサンダー・シュナイダー、レオン・フライシャー、イェフィム・ブロンフマン、マレイ・ペライアとコラボレート。テンプル大学、ラトガース大学で教鞭を執る。
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ドン・リウッツィ
ティンパニ/パーカッション
40年以上にわたり室内楽奏者として活躍。岡浩乃やシャンタル・ジュイエとソロおよび室内楽作品を録音したフィラデルフィア・パーカッション・プロジェクト、フィラデルフィア管パーカッショニストとのパーカッション・グループ・レコーディングなどの録音がある。ピッツバーグ響在籍中にはピッツバーグ・ニュー・ミュージック・アンサンブルで、その後、フィラデルフィア管弦楽団メンバーとしてNetwork for New Musicでジェニファー・ヒグドンやジェームズ・プリモシュの作品を録音するなど活躍。
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竹島 悟史
ティンパニ/パーカッション
NHK交響楽団打楽器奏者。東京藝術大学卒業。第13回日本管打楽器コンクール2位。東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」第136回公演ソリスト。N響第1756回定期演奏会のタン・ドゥン《The Tears of Nature〜マリンバとオーケストラのための》で日本初演ソリストを務めた。ピアニストや作編曲家としての顔も持ち併せ、体温の宿る音を常に生み続ける気鋭の音楽家。サイトウ・キネン・オーケストラ・ブラス・アンサンブルで演奏するほとんどの楽曲の編曲を、トランペット高橋敦氏と共に手掛けている。
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© José Figueroa
竹原 美歌
パーカッション
スウェーデンを拠点にソロ、作曲活動。桐朋学園大学卒業、王立ストックホルム音楽大学大学院のソリストディプロムを首席で修了。ソリストとしてベルリン・フィル、ロサンゼルス・フィル、ルツェルン響、ヘルシンキ・フィル、ドレスデン・フィルなどで、グスターヴォ・ドゥダメル、ジョナサン・ノットらと共演。現代音楽とエクスペリメンタルでジャンルを融合した作品を輩出。長編ドキュメンタリー映画『蒸発』で音楽を担当している。エレクトロニクスとパーカッション「ZAWAZAWA」で観客の層を広げている。
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フェデリコ・アゴスティーニ
ヴァイオリン
伊トリエステ生まれ。1986年よりイ・ムジチ合奏団のコンサートマスターを務め世界有数のホールで演奏。ソリストとしても世界各地の国際音楽祭に招かれ多くの著名奏者たちと共演。2004年には川崎洋介、ジェームズ・クライツ、原田禎夫とアミーチ・クヮルテットを結成。教育者としてドイツ・トロッシンゲン音楽大学、インディアナ大学ジェイコブス音楽学部、ロチェスター大学イーストマン音楽学部などで教授を務めた。16年には東京藝術大学特別招聘教授、19年より愛知県立芸術大学客員教授、加えて現在、洗足学園音楽大学客員教授も務める。
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ジュリアン・ズルマン
ヴァイオリン
パリ国立高等音楽院を卒業後、ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学でドイツ国家演奏家資格を取得。ジュネーヴおよびロン゠ティボー国際コンクールで入賞。ロンドン交響楽団、パリ管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団などでゲスト・コンサートマスターを務めている。ソリストとしても多くのオーケストラと共演し、室内楽奏者としても活躍。小澤征爾スイス国際アカデミーで選考委員会の責任者を務め、2015年より小澤国際室内楽アカデミー奥志賀でも講師を務めている。
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© yoko shimazaki
川本 嘉子
ヴィオラ
1992年ジュネーヴ国際コンクール最高位(1位なしの2位)。1996年村松賞、1997年新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞、2015年東燃ゼネラル音楽賞・奨励賞受賞。アルティ弦楽四重奏団、AOI レジデンス・クヮルテットのメンバー、愛知室内オーケストラ客演首席。タングルウッド、マールボロ、ダボス、アルゲリッチ音楽祭などのフェスティバル、小澤音楽塾、水戸室内管などに参加。ソリストとして国内外の著名な指揮者と共演。1999年~2002年都響首席、2017年~21年N響首席客演ヴィオラを務める。
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© Ayane Shindo
中村 翔太郎
ヴィオラ
兵庫県三田市出身。これまでにヴィオラを百武由紀、川﨑和憲に師事。サント・ヨーロッパ音楽祭に出演や、ウィーン・フィル、ベルリン・フィルメンバーと共演するなど国内外で活躍している。毎年地元の三田で「真冬の熱いクラシック」を主宰するなど、関西方面でも積極的に活動している。東京藝術大学卒業。学内において、同声会賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞受賞。2024年第9回グラチア音楽賞受賞。N響アカデミーを経て現在、NHK交響楽団首席代行ヴィオラ奏者。
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© Seiichi Saito
佐藤 晴真
チェロ
2019年ミュンヘン国際音楽コンクールで日本人として初めて優勝し、一躍国際的に注目を集めた。18年ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第1位および特別賞など、受賞多数。バイエルン放送響はじめ国内外の主要オーケストラと共演しており、リサイタル、室内楽でも好評を博している。名門ドイツ・グラモフォンより3枚のCDをリリースしている。第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第30回出光音楽賞受賞。令和3年度文化庁長官表彰。第32回日本製鉄音楽賞受賞。ベルリン芸術大学在学中。使用楽器は宗次コレクション貸与のE. ロッカ1903年。
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伊藤 文嗣
チェロ
東京交響楽団ソロ首席チェロ奏者。5歳よりチェロとピアノを始める。東京藝術大学、同大学院修了。サイトウ・キネン・オーケストラ、東京・春・音楽祭、マロオケ、北九州響ホールフェスティバル、防府音楽祭ほか、多数出演。ソリストとして東京交響楽団/ジョナサン・ノット指揮、R.シュトラウス《ドン・キホーテ》、ハイドン《協奏交響曲》、シェーンベルク《弦楽四重奏のための協奏曲》、ブーレーズ《メサジェスキス》などを共演。客演首席奏者として国内主要オーケストラに招かれている。チェロを山崎伸子、河野文昭、藤森亮一に師事。