ふれあいコンサート III
日程 | 2023年8月30日(水)開演 19:00 |
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会場 | 松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール) 車椅子席のご利用ができます。 |
料金 | 一般:¥6,000/U-25:¥3,000 (全席指定) ※U-25チケットは、限定100席で「OMFウェブチケット」のみの取り扱いとなります。 |
公演時間 | 約2時間(休憩あり) |
演目・ 出演者 |
シュルホフ:木管三重奏のためのディヴェルティメント オーボエ:フィリップ・トーンドゥル クラリネット:リカルド・モラレス ファゴット:マーク・ゴールドバーグ |
ニールセン:木管五重奏曲 作品43, FS100 フルート:ジャック・ズーン オーボエ:マックス・ヴェルナー クラリネット:リカルド・モラレス ファゴット:マーク・ゴールドバーグ ホルン:ジュリア・パイラント |
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ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 作品25 ヴァイオリン:フェデリコ・アゴスティーニ ヴィオラ:店村眞積 チェロ:原田禎夫 ピアノ:加藤洋之 |
サイトウ・キネン・オーケストラの木管セクションとピアノ・カルテットによる極上のアンサンブル
出演

フィリップ・トーンドゥル
オーボエ
1989年生まれ、フランス出身。同世代を代表するもっとも優れたオーボエ奏者の一人。プラハ、 軽井沢、ジュネーヴ、ジレ゠フォックス、ミュンヘンなど、すべての主要コンクールで受賞しており、オーボエ奏者として初の「ベートーヴェン・リング」も授与されている。ソリスト、室内楽奏者として世界の主要ホールで演奏。フィラデルフィア管弦楽団およびヨーロッパ室内管弦楽団の首席奏者を務め、カーティス音楽院で教授も務める。ビュッフェ・クランポンの研究開発ヘッドを務める。2010年よりサイトウ・キネン・オーケストラおよび水戸室内管弦楽団に参加。

リカルド・モラレス
クラリネット
ソリスト、室内楽、オーケストラ奏者としての卓越した技巧と芸術性が世界各地のコンサートホールで高く評価されている。21歳で就任したメトロポリタン歌劇場管弦楽団首席奏者を経て、2003年よりフィラデルフィア管弦楽団首席クラリネット奏者。これまでにニューヨーク・フィル、シカゴ響で首席、ベルリン・フィルで客演首席奏者として演奏。サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団でも首席を務める。ソロ・デビュー・アルバム「French Portraits」をBoston Recordsよりリリース。

マーク・ゴールドバーグ
ファゴット
ニューヨーク木管五重奏団、セントルークス室内合奏団メンバー。オーケストラ・オブ・セントルークス、モーストリー・モーツァルト・フェスティバル管、アメリカン・バレエ・シアター、ニューヨーク・シティ・オペラ首席奏者。ソリストとしてブランデンブルク・アンサンブル、モーストリー・モーツァルト、アメリカ響、セントルークス、サイトウ・キネン・オーケストラ、リンカーン・センター室内楽ソサエティと共演。ジュリアード音楽院プレカレッジ、ニューイングランド音楽院、マネス音楽院、ハート大学、バード大学、ニューヨーク大学で教鞭を執る。

ジャック・ズーン
フルート
数々の受賞歴を誇り、ECユース管でアバド、ドラティ、ショルティ、バーンスタインと共演。これまでにハーグ・レジデンティ管、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ヨーロッパ室内管、ボストン響の首席奏者、ベルリン・フィルの首席代行を歴任。ジュネーヴ高等音楽院およびソフィア王妃高等音楽院で教鞭を執る。2003年よりルツェルン祝祭管弦楽団の首席奏者。ソロ、室内楽で国際的に活躍しており、フルートの調音を向上するキーシステムも考案している。

マックス・ヴェルナー
オーボエ/イングリッシュ・ホルン
パリ国立高等音楽院でジャック・ティスに、ハノーファー音楽芸術大学でクラウス・ベッカーに師事。2009~10年にグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団の首席オーボエ奏者を務め、11年よりベルリン・ドイツ交響楽団の首席イングリッシュ・ホルン奏者。NDRエルプ・フィル/ハンブルク、バイエルン州立歌劇場/ミュンヘン、フランス放送フィル、ベルリン・ドイツ・オペラ、バンベルク響、シュターツカペレ・ドレスデンなどとも定期的に共演している。

ジュリア・パイラント
ホルン
メトロポリタン歌劇場管弦楽団の副首席ホルン奏者。バード音楽院ホルン講師。サイトウ・キネン・オーケストラ、東京のオペラの森、水戸室内管弦楽団で客演首席奏者を務めるほか、客演アーティストとしてチェンバー・ミュージック・ソサエティ・オブ・リンカーン・センターで演奏し、サンタフェ室内楽フェスティバル、アフィニス夏の音楽祭(長岡)、クラシカル・タホー、メインリー・モーツァルト、ラホヤ・ミュージック・ホルン ソサエティ・サマーフェストにも参加している。

フェデリコ・アゴスティーニ
ヴァイオリン
伊トリエステ生まれ。1986年よりイ・ムジチ合奏団のコンサートマスターを務め世界有数のホールで演奏。ソリストとしても世界各地の国際音楽祭に招かれ多くの著名奏者達と共演。2004年には川崎洋介、ジェームズ・クライツ、原田禎夫とアミーチ・クヮルテットを結成。教育者としてドイツ・トロッシンゲン音楽大学、インディアナ大学ジェイコブス音楽学部、ロチェスター大学イーストマン音楽学部等で教授を務めた。16年には東京藝術大学特別招聘教授を、19年には愛知県立芸術大学客員教授を務める。現在、愛知県芸、洗足学園音楽大学客員教授。

© 堀田力丸
店村眞積
ヴィオラ
京都生まれ。リッカルド・ムーティに認められ、フィレンツェ市立歌劇場の首席ヴィオラ奏者となる。1977年ジュネーヴ国際音楽コンクール ヴィオラ部門第2位入賞。読売日本交響楽団ソロ・ヴィオリスト、NHK交響楽団ソロ首席ヴィオラ奏者を歴任。ソリストとしても読響、N響、東京フィル、札響、パイヤール室内管などと共演している。第30回有馬賞、令和2年度京都市文化功労者賞受賞。現在、東京都交響楽団特任首席ヴィオラ奏者及び京都市交響楽団ソロ首席ヴィオラ奏者。東京音楽大学客員教授、桐朋学園大学非常勤講師。

原田禎夫
チェロ
桐朋学園大学卒業。11歳より齋藤秀雄に師事。第33回日本音楽コンクール優勝。ジュリアード音楽院にて学ぶ。1969年に東京クヮルテットを創設、ミュンヘン国際音楽コンクール等で優勝、世界的な話題をさらった。1999年東京クヮルテットを退団。2004年に結成のアミーチ・クヮルテットとして世界各地で演奏。イェール大学教授、ドイツ・トロッシンゲン国立音楽大学教授を経て、現在は上野学園大学特任教授を務める。小澤征爾音楽塾、小澤征爾スイス国際アカデミー、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀などで後進の指導にもあたっている。

加藤洋之
ピアノ
東京藝術大学附属音楽高等学校、同大学を卒業。1990年ジュネーヴ国際音楽コンクール第3位入賞後にハンガリー国立リスト音楽院へ留学、その後ケルンでも研鑽を続ける。ハンガリー国立響、ブダペスト・フィル、ブルガリア国立放送響、ヘルシンボリ響などと協演する他、ハンガリー国営TV、ORF、BBC、スイス・ロマンド放送、またウィーン芸術週間、プラハの春音楽祭、リムーザン室内楽フェスティバル、ルセ国際音楽祭他への出演、録音等、ソリスト、室内楽奏者として国内外で活発な演奏活動を続けている。令和元年度文化庁芸術祭「大賞」を受賞。