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2023OMF スクリーンコンサート in 台湾:高雄会場の延期開催日が決定!

台風の影響により、延期となった台湾の高雄市の2023OMFスクリーンコンサートは、今週の金曜日、9月29日、19:00より開催することになりました。

日時:9月29日(金)19:00-
会場:高雄市 Headphone Cinema, National Kaohsiung Centre for the Arts

なお、お申し込みなどの詳細については、こちらのページ(中国語のみ)をご確認ください。

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スクリーンコンサート in 台湾
スクリーンコンサート in 台湾 公式ウェブサイト(中国語のみ)

2023セイジ・オザワ 松本フェスティバル閉幕! 2024年は8月10日~9月4日 開催!

 8月19日(土)から19日間にわたり、有料公演7プログラム8公演を開催した2023セイジ・オザワ 松本フェスティバルは、9月6日(水)キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)での「子どものための音楽会」をもって閉幕いたしました。有料公演には合計約9500名のお客様にご来場いただきました。

 開幕公演の「OMF室内楽勉強会〜リートデュオ・リサイタル〜」にはじまり、オーケストラ コンサート<Aプログラム>ではステファン・ドゥネーヴの指揮のもと、サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)メンバー 杉山康人をソリストに迎えてのチューバ協奏曲、OMF合唱団と東京オペラシンガーズが共にプーランクとラヴェルの名曲を演奏。<Bプログラム>では、小澤征爾総監督の長年の夢でもあった、盟友ジョン・ウィリアムズ氏とSKOの共演が実現。両公演とも満場の聴衆から惜しみない拍手をいただきました。

 SKOメンバーらが一期一会のアンサンブルを聴かせてくれた3つの「ふれあいコンサート」、気鋭の歌手陣たちが集結し、ディエゴ・マテウスとサイトウ・キネン・オーケストラのコーチたちが小澤征爾音楽塾オーケストラを巧みに導いた「OMFオペラ プッチーニ「ラ・ボエーム」より第1・2幕」、3度開催した「出前コンサート」では、正式オープン前の松本市立博物館でも開催するなど、普段クラシック音楽に触れる機会の少ない施設の方や、市民の方にも無料で楽しんでいただきました。

 そして「子どものためのオペラ」、「子どものための音楽会」では、今年も長野県内の小学6年生、中学1年生を対象に、参加総数1万人を超える子どもたちに音楽体験をお届けすることができ、フェスティバルがこの松本ではじまった当初から継続している教育への取り組みも、着実に新しい時代へと引き継がれています。

 今年の夏も多くの方々に松本の地で音楽をお聴きいただけたことに感謝申し上げますとともに、縁の下でフェスティバルを支えてくださっているボランティアスタッフ、フェスティバルにご協力いただいている協賛各社/関係者の皆さまにも、心より御礼申し上げます。

 2024年のセイジ・オザワ 松本フェスティバルは、8月10日(土)〜9月4日(水)に開催予定。昨年のセイジ・オザワ 松本フェスティバル30周年記念特別公演で大喝采を浴びたアンドリス・ネルソンス氏と、同じく昨年のオペラ モーツァルト「フィガロの結婚」を指揮した沖澤のどか氏が、来年2024年、再びフェスティバルに戻ってきます。

公演日時やプログラムなどの詳細は後日発表いたします。来年のセイジ・オザワ 松本フェスティバルにもどうぞご期待ください。

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「子どものための音楽会」指揮者変更のお知らせ

9月4日(月)、9月5日(火)、9月6日(水)の教育プログラム「子どものための音楽会」に出演を予定しておりました指揮者カール・セント=クレアは、体調不良により、やむを得ず出演できなくなりました。代わりまして、本公演の指揮は小澤征爾音楽塾オーケストラ 首席指揮者のディエゴ・マテウスが務めます。
なお、指揮者変更に伴う、演奏曲目の変更はございません。皆さまには何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

教育プログラム「子どものための音楽会
9月4日(月) 長野県伊那文化会館
9月5日(火)、9月6日(水)キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
※教育プログラムのため、一般の方のご入場はできません。

(変更前)指揮者:カール・セント=クレア
(変更後)指揮者:ディエゴ・マテウス


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指揮:ディエゴ・マテウス(小澤征爾音楽塾首席指揮者)

ベネズエラのエル・システマ出身で才能を開花させている第一世代の音楽家の一人。ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、中南米・北米で多忙な指揮者として活躍し、国際舞台における地位を確立。これまでにヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場の首席指揮者、クラウディオ・アバドの招きによりボローニャのモーツァルト管弦楽団の首席客演指揮者、メルボルン交響楽団の首席客演指揮者を歴任し、充実のキャリアを歩んできた。
2018年12月、東京サントリーホールでのドイツ・グラモフォン創立120周年記念ガラ・コンサートで小澤征爾と交代で指揮を務め、アンネ゠ゾフィー・ムターの独奏でサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)を指揮。さらに、小澤征爾の招きにより、セイジ・オザワ 松本フェスティバルおよび中国ツアーでもSKOのコンサートを指揮した。22年には小澤征爾音楽塾の《こうもり》を指揮し、その演奏を高く評価され、音楽塾初の首席指揮者に就任している。
オペラでは、ベルリン国立歌劇場、バイエルン州立歌劇場、パリ・オペラ座、バルセロナ・リセウ大劇場、ペーザロ・ロッシーニ・オペラ・フェスティバルで仕事をしており、21年6月にはアレーナ・ディ・ヴェローナで初めて《アイーダ》を指揮して大成功を収めた。24年には《カルメン》でメトロポリタン歌劇場にデビューする。
ベネズエラではエル・システマ各オーケストラの養成やレパートリー拡大に尽力し、シモン・ボリヴァル交響楽団の首席指揮者も務める。

2023OMF スクリーン コンサート in 台湾!:延期のお知らせ(高雄市)

本日、9月3日(日)19:00より、台湾の高雄市で開催する予定でした2023OMFスクリーンコンサートは、台風の影響により延期となりました。新たな開催日時は、追ってお知らせいたします。

なお、台北市は予定通り、15:30と19:00よりBreeze Cinemas にて開催いたします。

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スクリーンコンサート in 台湾

ジョン・ウィリアムズ×ステファン・ドゥネーヴ×SKO オーケストラ コンサート Bプログラム にスタンディングオベーション!

小澤総監督のボストン時代からの盟友ジョン・ウィリアムズ氏の来日は、1993年以来30年ぶりのこと。「作曲家として、指揮者として、優れた音楽家である彼に、いつかSKOを指揮してほしい」という小澤総監督の念願の共演がついに今日叶いました。

今年2月に公演概要発表をするや、大きな反響を巻き起こし、フェスティバル史上初めて、先行抽選販売を行った本公演は全体で14倍の申し込み倍率となりました。開演前から場内には期待感が充満し、この夏のハイライトとも言えるオーケストラ公演の幕が開きました。

前半は、ジョン・ウィリアムズ氏の90歳を祝うガラ・コンサートの指揮を任されるなど、氏の信頼も厚いステファン・ドゥネーヴ氏の指揮による日本にゆかりのある2曲、皇太子さま(当時)と雅子さまご成婚を記念して作曲された「雅の鐘」、小澤征爾とボストン交響楽団の4半世紀にわたるアーティスティック・コラボレーションを祝して書かれた「Tributes! (For Seiji)」で幕開けし、『遥かなる大地へ』組曲、『E.T.』へと続き、後半へと期待を高めます。

そして、待望のジョン・ウィリアムズ氏の登場。観客から熱烈な拍手で迎えられ演奏したのは「スーパーマン・マーチ」!
演奏を終えると、ウィリアムズ氏はマイクを手に、30年ぶりに日本に戻ってこられたこと、長年の友人である小澤総監督との再会の喜びを語りました。通訳を務めたのはチェロ奏者の工藤すみれさん。

『ハリー・ポッター』より3曲、そして豊嶋泰嗣さんが哀愁漂うヴァイオリン・ソロを奏でた『シンドラーのリスト』テーマ、そして『スター・ウォーズ』より3曲が続くと、会場は感動の渦に。アンコールに「ヨーダのテーマ」「レイダース・マーチ」「帝国のマーチ」が演奏されると、会場はスタンディング・オベーションでジョン・ウィリアムズ氏を讃えました。

何度も続いたカーテンコールには、ジョン・ウィリアムズ氏の「セイジ!」の声に促され、小澤総監督も登場。前半を指揮したステファン・ドゥネーヴ氏、そしてオーケストラ コンサート最終日恒例の県花りんどうを手にステージに現れたSKOメンバー。舞台と客席両方から沸き起こった熱烈で温かい拍手が、今日の公演の成功を物語っていました。ご来場いただいた皆さま、どうもありがとうございました!

そして、明日9月3日には松本市内2箇所で本公演の特別スクリーンコンサートを開催いたします。松本城公園で開催するスクリーンコンサートはどなたでもご入場いただけます(先着500席・15時から整理券配布/客席外での鑑賞も可)。ぜひ今日の感動を体感してください!


ジョン・ウィリアムズ氏よりコメント
“I’m so pleased to have been able to return to Japan after so many years. Performing my music with the brilliant Saito Kinen Orchestra and most importantly reuniting with my dear friend Seiji Ozawa has been, for me, the honor of a lifetime.”
─ John Williams

「何年も経って日本に戻ることができてとてもうれしいです。素晴らしいサイトウ・キネン・オーケストラとともに私の音楽を演奏すること、そして最も重要なことに、親愛なる友人である小澤征爾との再会は、私にとって生涯の名誉です。」
─ジョン・ウィリアムズ

小澤征爾総監督よりコメント
「ジョン、松本まで来てくれて、ありがとう!
ずっとSKOを体感してもらいたかった、夢が叶った。ほんとうにうれしかったです。素晴らしかった。Thank you! 」─ 小澤征爾

“Thank you John for coming to Matsumoto.
My dream of you conducting and experiencing the SKO came true. I feel so fortunate and happy. It was wonderful. Thank you!” ─ Seiji Ozawa

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オーケストラ コンサート Bプログラム アンコール曲

9月2日(土)キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)で開催された「オーケストラ コンサート Bプログラム 」のアンコール曲は下記の通りです。

ジョン・ウィリアムズ:
ヨーダのテーマ
(映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』から)
Yoda’s Theme

レイダース・マーチ
(映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』から)
Raiders March

帝国のマーチ
(映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』から)
Imperial March

9月2日(土)オーケストラ コンサート Bプログラム 当日券のご案内

9月2日(土)のオーケストラ コンサート Bプログラム 当日券販売の詳細は下記の通りです。

◼️当日券情報
○9月2日(土)公演
当日券の販売はございません。

開場:14時30分(ロビー開場は14時)
開演:15時
終演:17時20分頃を予定

当日券販売の最新情報は、OMF公式サイトやSNSをご確認ください。

「子どものためのオペラ」長野県内の合計59校 約4300人の中学1年生が鑑賞!

長野県内の中学1年生をオペラ公演に招待する教育プログラム「子どものためのオペラ」が、8月28日、29日にまつもと市民芸術館で開催されました。1992年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本の開幕と同時にはじまった教育プログラムは、総監督の熱意のもとに続けられ、これまで43万人を超える子どもたちが招待されています。

今年ご覧いただいたのはプッチーニ「ラ・ボエーム」より第1・2幕。舞台が始まる前には恒例の楽器紹介も。アルチンドーロ役の髙梨英次郎さんがナビゲーターとなり、小澤征爾音楽塾オーケストラのメンバーがピットで演奏する計14の楽器の音色を、舞台や客席など様々な場所から登場してご紹介しました。ディエゴ・マテウス指揮のもと奏でられるマイクを通していない歌手陣の迫力ある歌声とオーケストラの生演奏、豪華な舞台装置に、展開するドラマティックな物語を間近に、子どもたちも真剣に見入っていました。

2023OMF「子どものためのオペラ」は、長野県内の中学1年生 合計59校 約4300人の中学1年生に鑑賞いただきました。

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8月30日(水)ふれあいコンサート Ⅲ 当日券のご案内

8月30日(水)に松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)で開催する「ふれあいコンサート Ⅲ当日券は、会場窓口にて、17時30分より販売いたします。

当日券発売開始:17時30分
一般:¥6,000/U-25:¥3,000 (全席指定)

開場:18時30分
開演:19時
終演:20時55分頃を予定

当日券販売の最新情報は、OMF公式サイトやSNSをご確認ください。

ふれあいコンサート II~SKOブラス・アンサンブル~ アンコール曲

8月29日(木)松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)で開催された「ふれあいコンサート II~SKOブラス・アンサンブル~」のアンコール曲は下記の通りです。

アラン・メンケン:ア・ホール・ニュー・ワールド
ジョー・ザヴィヌル:バードランド