2024OMF公式リーフレットができました!
今年のセイジ・オザワ 松本フェスティバル公式リーフレットができあがりました。 オーケストラ コンサート、オペラ、室内楽公演などの有料プログラムの詳細とともに無料のオープンイベントの詳細をご紹介しています。2024OMFのサイトウ・キネン・オーケストラのメンバーリストもご覧いただけます。 印刷版は、クラシック公演やコンサートホール等で順次配布予定です。見かけた際は、ぜひお手に取ってください。
電子版は、下記リンクからご覧いただけます。
今年のセイジ・オザワ 松本フェスティバル公式リーフレットができあがりました。 オーケストラ コンサート、オペラ、室内楽公演などの有料プログラムの詳細とともに無料のオープンイベントの詳細をご紹介しています。2024OMFのサイトウ・キネン・オーケストラのメンバーリストもご覧いただけます。 印刷版は、クラシック公演やコンサートホール等で順次配布予定です。見かけた際は、ぜひお手に取ってください。
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2024セイジ・オザワ 松本フェスティバル(2024OMF)の全プログラムを発表いたします。
2024OMFは、既報の通り、オーケストラ コンサート A・B・Cプログラム、OMFオペラ、3つの室内楽公演(ふれあいコンサートⅠ, Ⅱ, Ⅲ)、 OMF室内楽勉強会という、全8プログラム/11回の有料公演開催を予定しており、フェスティバルの会期は8月9日(金)~9月4日(水)の全27日間となります。
今年のOMFは、フェスティバルを創立した総監督の功績に心からの感謝と敬意を表し、フェスティバルの全公演を小澤征爾に捧げます。
【オーケストラ コンサート A・B・Cプログラム】
OMF史上初となる首席客演指揮者に就任した沖澤のどか(Aプログラム)と、アンドリス・ネルソンス(B・Cプログラム)が指揮を務めるオーケストラ コンサート。
首席客演指揮者就任披露となるAプログラムで沖澤とサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)が演奏するのは、メンデルスゾーン《夏の夜の夢》より、R.シュトラウスの交響詩《ドン・ファン》と《四つの最後の歌》。沖澤×SKOの新たな船出に、どうぞご注目ください。
B・Cプログラムでアンドリス・ネルソンスが指揮するのはブラームスの交響曲全曲という意欲的なプログラム。SKO40年の歴史の中でも、その方向性を決定づけた重要なレパートリーにどう挑むのか。2022年のマーラー交響曲第9番に続く名演にご期待ください。
【ふれあいコンサート】
上質な室内楽公演をお届けしているふれあいコンサートは、今年も素晴らしい音響を誇る松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)を会場に、3つのプログラムをご用意しています。
「ふれあいコンサート Ⅰ」では、前半に和波たかよし(ヴァイオリン)を中心としたメンバーでシューベルトの「死と乙女」を、後半にフェスティバルには6年ぶり**の出演となる今井信子(ヴィオラ)を中心としたメンバーがシェーンベルクの「浄められた夜」を取り上げます。近年弦楽四重奏に精力的に取り組んできた和波が満を持して挑む「死と乙女」、そして今井が1993年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本で小澤征爾総監督の指揮で奏でた「浄められた夜」、共に必聴です。
*たかよしの漢字表記は「孝禧(しめすへんは正しくは「ネ」)
**2018OMF「ふれあいコンサートⅠ~ロバート・マン メモリアルコンサート~」から6年ぶり(8/13追記)
「ふれあいコンサート Ⅱ」では、前半にドン・リウッツィ(ティンパニ/パーカッション)ら打楽器セクションを中心としたメンバーによるユニークなプログラムを、後半はオーケストラ コンサートに因み、ブラームスの弦楽六重奏曲 第1番をフェデリコ・アゴスティーニ(ヴァイオリン)、 ジュリアン・ズルマン(ヴァイオリン)、川本嘉子(ヴィオラ)ら、SKOの選りすぐりのメンバーでお届けします。
「ふれあいコンサート Ⅲ」では、齋藤秀雄没後50年、SKO40年を記念し、齋藤秀雄から薫陶を受けたチェリストからなる [チェロ・アンサンブル・サイトウ]が、J.S.バッハのシャコンヌ、モーツァルトのディヴェルティメント K136 ほかをお贈りします。 [チェロ・アンサンブル・サイトウ]は、1982年齋藤秀雄七回忌に、齋藤秀雄のチェロの直弟子たちが行った「齋藤秀雄先生を偲ぶ チェロ・グランド・コンサート」に合わせて結成されたアンサンブルで、その公演が1984年9月「齋藤秀雄メモリアルコンサート」へと繋がり、SKO発足の礎となりました。SKO40年の節目に、当時の[チェロ・アンサンブル・サイトウ]のメンバーと孫弟子によって改めて結成されたチェロ・アンサンブルによる特別なプログラムをお楽しみください。
【OMF室内楽勉強会〜木管アンサンブル〜】
小澤征爾総監督が信頼を寄せるSKOメンバーらの指導を受けた若き奏者たちが、その成果を披露する「OMF室内楽勉強会〜木管アンサンブル〜」。木管アンサンブルを取り上げるのは、OMF室内楽勉強会の前身の"若い人のための「サイトウ・キネン室内楽勉強会」から17年ぶりのこと。フェスティバルの開幕を華々しく飾ります。
【OMFオペラ】
長野県内の中学1年生をご招待しオペラ公演を体験していただく教育プログラムの「子どものためのオペラ」を、今年もご家族みなさんでお楽しみいただける有料公演としても開催いたします。お届けするのはプッチーニの唯一の喜劇「ジャンニ・スキッキ」。指揮は、OMF首席客演指揮者の沖澤のどかが務めます。オーディションで選ばれた将来有望な若手演奏家で結成する小澤征爾音楽塾オーケストラの演奏と、お馴染みの楽器紹介も併せてお楽しみください。
【教育プログラム】
小澤征爾総監督の「若い人にも本物の音楽に触れてほしい」という願いから、1992年のフェスティバル開幕と同時にはじまった教育プログラム。総監督の熱意のもとに続けられ、これまで45万人を超える子どもたちが招待されています。今年も長野県内の小学6年生をご招待する「子どものための音楽会」と、長野県内の中学1年生をご招待する「子どものためのオペラ」を開催いたします。指揮者、プログラム内容は下記プログラム一覧より各ページご覧ください。
このほか、フェスティバルを華やかに彩る無料のオープンイベントも開催。今年も彩色に富んだ豊かなプログラムで、松本の夏を彩ってまいります。チケットは6月8日(土)10:00~ 全国一斉発売開始。皆さまのご来場をお待ちしております。
小澤征爾総監督を追悼し、NHKにて3月17日(日)から23日(土)にかけて、関連番組がNHK総合、Eテレ、BS・BSプレミアム4Kで放送決定。過去のアーカイブ映像と証言インタビューで再構成したドキュメンタリー、さまざまな時期の公演の収録映像などが一挙に放送されます。
いずれも、小澤征爾総監督を偲びつつ、その音楽をどうぞお聴きください。
『終わりのない実験~“世界のオザワ”が追い求めた音楽~』
NHK総合 3月17日(日)13時50分~14時50分(※北海道、佐賀県は別番組)
プレミアムシアター
NHK BSプレミアム4K 3月17日(日)23時20分~翌4時00分
小澤征爾指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会<1986年>
交響曲第7番「未完成」(シューベルト)
交響詩「英雄の生涯」(リヒャルト・シュトラウス)
小澤征爾指揮 サイトウ・キネン・オーケストラ
ベートーベン「交響曲第2番」(※BSプレミアム4Kでの放送のみ)
NHK BS 3月18日(月)0時05分~翌4時00分 ※17日(日)深夜
小澤征爾指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会<1986年>
交響曲第7番「未完成」(シューベルト)
交響詩「英雄の生涯」(リヒャルト・シュトラウス)
小澤征爾&ズービン・メータ指揮 ウィーン・フィル来日公演2016
NHK BSプレミアム4K 3月19日(火)0時00分~2時19分 ※18日(月)深夜
ETV特集 「小澤征爾 日本人と西洋音楽」
NHK Eテレ 3月23日(土)23時00分~23時45分(初回放送1993年)
※やむをえず番組内容に変更が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。
サイトウ・キネン・オーケストラ40年という節目を迎える今年、セイジ・オザワ 松本フェスティバルの季節がやって来ます。
サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)は、桐朋学園創立者の一人であり、偉大な教育者であった齋藤秀雄の没後10年にあたる1984年9月、彼の弟子である指揮者小澤征爾の発案により、世界各地で活躍している齋藤の教えを受けた音楽家が集まり「齋藤秀雄メモリアルコンサート」を行ったことを礎に生まれたオーケストラです。その後、SKOは1987年、89年、90年、91年とヨーロッパ及び北米ツアーで活動を続け、1992年9月、小澤征爾総監督の元、サイトウ・キネン・フェスティバル松本が始まりました。2015年にはセイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF)と音楽祭の名称を新たにし、2022年にはフェスティバル30周年を迎えました。
この年、小澤征爾総監督とSKOはフェスティバル30周年を記念し、JAXAと協力して国際宇宙ステーションISSへ史上初めてとなる生のオーケストラ演奏を届け「ONE EARTH MISSION」を成功させました。小澤征爾が公の場で、最後に指揮をした演奏は宇宙へと届けられました。
2024年2月、小澤征爾総監督は永眠されましたが、総監督はかねてよりOMFのこれからの体制を構想し、SKOアドバイザリー委員と相談の上、この夏の指揮者とプログラムを決定していました。この夏、沖澤のどか、アンドリス・ネルソンスが松本に戻ってきます。そして、フェスティバルとして史上初めて、総監督は沖澤のどかをOMF首席客演指揮者として指名しました。今後は継続してSKOとの関係を築いて行くことになります。
アンドリス・ネルソンスが指揮するのは、ブラームスの交響曲全曲という意欲的なプログラムです。SKOの歴史も踏まえた上でブラームスを取り上げたい、というネルソンスからの提案であり、同時に総監督からの期待を込めてのプログラミングです。ブラームスの交響曲は1980年代から始まったSKO初期のツアーでその全曲を取り上げ、SKOの方向性を決定づけた最も大切なレパートリーであります。
以下、2024年1月末の時点での、小澤征爾総監督のコメントです。
サイトウ・キネン・オーケストラの始まりから40周年だなんて、びっくりします。
2022年に沖澤さんとアンドリスと出会えたことは僕にとって、非常に幸運な、素晴らしい出来事でした。二人がSKOと創る音楽をリハーサルや本番で全身に浴びながら、僕は何度も若い時に感じていた冒険の始まりのような、胸の高鳴りを思い出しました。貨物船で欧州を目指してた頃、世界中どこから見ても夕陽はやっぱり美しいんだと気がついたこと、ラヴィニア音楽祭や、タングルウッドやボストンの日々を歩み始めた頃に感じていたあの興奮と胸の高鳴り―それらが鮮やかによみがえりました。
新しい時代に向けて、大きな一歩を踏み出す今年のフェスティバルを、松本を、僕は心から楽しみにしています。
セイジ・オザワ 松本フェスティバル 総監督
沖澤のどか氏からのメッセージ
小澤征爾先生の音楽と生き様に憧れる世界中の音楽家の1人として、この特別な音楽祭に戻って来られることを心底光栄で、幸運に思います。
2022年の夏、「フィガロの結婚」の幕が上がったときの震えるような感動と興奮、全公演を終えた後に沸き上がってきた「生きていて良かった!」というあの強い感情は、それまで感じたことのないほど衝撃的なものでした。サイトウキネンに宿る音楽の息吹を全身に受けて、身体が浮くように感じたのです。小澤征爾先生がリハーサル初日から公演最終日まで見守ってくださり、手を取って激励や労いのお言葉をかけてくださったことは、これからの人生においても大きな支えとなることでしょう。
偉大な教育家であった齋藤秀雄先生と、その教えが世界に通用することを知らしめ熱狂させた小澤征爾先生という二人の巨星。その煌めきを次の世代へと受け継いでいくことを使命とし、さらに新たな感動を生み出し続けられるよう、全身全霊をかけて取り組みます。
アンドリス・ネルソンス氏からのメッセージ
私にとってマエストロ・セイジ・オザワは、素晴らしい模範であり、唯一無二のリーダーであり、そして偉大な友人でした。あまりに大きな喪失を私たちは未だ深く悲しんでいますが、そんな中でも彼が愛した松本フェスティバルが今年も開催されることは、このフェスティバルこそが彼の不朽のレガシーであることを想起させ、同時に音楽の大使として世界中で活躍したマエストロへの賛辞でもあり、セイジの寛大さと明確なビジョンを証明していることにもなります。
今回は、夏のフェスティバルの時期に、再び松本に戻って来ることを大変心待ちにしています。前回は、秋に、サイトウ・キネン・オーケストラの素晴らしい音楽家の皆さんとマーラーの交響曲第9番を演奏するという大変光栄な機会に恵まれました。これほど感情の幅が広く音楽的に複雑な作品に共に取り組めたことは、SKOと永続的な絆を築く素晴らしい機会となり、今年の夏にブラームスの交響曲全曲演奏でこの関係を継続できることは私にとって大きな喜びです。私はこの交響曲の傑作がSKOの歴史において重要な役割を果たしてきたことを知っています。この美しい音楽を共に再発見できることを光栄に思います。ブラームスの交響曲はエネルギーと活力に満ちており、松本での忘れられない夏をこの上なく際立たせてくれることでしょう。
今年のOMFでは、フェスティバルを創立した総監督の功績に心からの感謝と敬意を表し、小澤征爾総監督のタイトルはそのままに、フェスティバルの全公演を小澤征爾に捧げます。
8月10日(土)開演15:00
8月11日(日)開演15:00
キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
料金:S ¥20,000 A ¥16,000 B ¥12,000 C ¥8,000
曲目:
メンデルスゾーン:《夏の夜の夢》作品61より
R. シュトラウス:交響詩《ドン・ファン》作品20
R. シュトラウス:《四つの最後の歌》*
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:沖澤のどか(OMF首席客演指揮者)[プロフィール]
ソプラノ独唱:エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー*
8月16日(金)開演19:00
8月17日(土)開演15:00
キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
料金:S ¥22,000 A ¥18,000 B ¥14,000 C ¥10,000
曲目:
ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:アンドリス・ネルソンス [プロフィール]
8月21日(水)開演19:00
8月22日(木)開演16:00
キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
料金:S ¥22,000 A ¥18,000 B ¥14,000 C ¥10,000
曲目:
ブラームス:交響曲 第3番 ヘ長調 作品90
ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 作品98
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:アンドリス・ネルソンス [プロフィール]
全1幕/原語(イタリア語)上演/日本語字幕付き
8月25日(日)開演15:00
まつもと市民芸術館・主ホール
料金:S ¥6,000 A ¥4,000 B ¥2,000
U25 各座席料金の半額 *U-25チケットは、「OMFウェブチケット」のみの取り扱いとなります。
指揮:沖澤のどか(OMF首席客演指揮者)[プロフィール]
演出:デイヴィッド・ニース
装置・衣装:マイケル・ディーガン&サラ・コンリー
出演:
ジャンニ・スキッキ:町 英和
ラウレッタ:藤井玲南
ツィータ:牧野真由美
リヌッチオ:澤原行正
ゲラルド:髙畠伸吾
ネッラ:別府美沙子
ベット:市川宥一郎
シモーネ:平野 和
マルコ:駒田敏章
ラ・チェスカ:十合翔子 ほか
演奏:小澤征爾音楽塾オーケストラ
8月12日(月・休)開演15:00
松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)
一般 ¥6,000円 U-25 ¥3,000(全席指定)
8月18日(日)開演15:00
松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)
一般 ¥6,000円 U-25 ¥3,000(全席指定)
8月24日(土)開演15:00
松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)
一般 ¥6,000円 U-25 ¥3,000(全席指定)
※各公演の詳細は後日発表いたします。
※U-25チケットは、限定100席で「OMFウェブチケット」のみの取り扱いとなります。
総監督小澤征爾が信頼を寄せる、サイトウ・キネン・オーケストラのプレイヤーを講師に招き、木管八重奏を主軸にアンサンブルのレッスンを合宿形式で集中的に行うとともに、奥志賀高原と松本市にて行う計2回の発表会で、その成果を披露いたします。
8月9日(金)開演15:00
松本市あがたの森文化会館 講堂
料金:¥1,000(全席自由)
※一般の方のご入場はできません。
長野県内の中学1年生を対象にしたオペラ公演。今年はプッチーニの喜劇「ジャンニ・スキッキ」をお届けします。長野県内61校、約4,600人の生徒が鑑賞する予定です。
8月26日(月) 開演11:00/15:00
8月27日(火) 開演11:00/15:00
まつもと市民芸術館・主ホール
指揮:沖澤のどか(OMF首席客演指揮者)[プロフィール]
演出:デイヴィッド・ニース
装置・衣裳:マイケル・ディーガン&サラ・コンリー
出演:
ジャンニ・スキッキ:町 英和
ラウレッタ:藤井玲南
ツィータ:牧野真由美
リヌッチオ:澤原行正
ゲラルド:髙畠伸吾
ネッラ:別府美沙子
ベット:市川宥一郎
シモーネ:平野 和
マルコ:駒田敏章
ラ・チェスカ:十合翔子 ほか
演奏:小澤征爾音楽塾オーケストラ
長野県内の小学6年生を対象に、小澤征爾音楽塾オーケストラが、楽器紹介とともにオーケストラの王道的な音楽である「交響曲」をお届けする演奏会。松本市と伊那市で開催し、長野県内174校、約8,300人の児童が鑑賞する予定です。
9月2日 (月) 11:00 / 14:00
キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
9月3日(火)11:00 / 14:00
長野県伊那文化会館
9月4日(水)11:00 / 14:00
キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
指揮:カール・セント=クレア
演奏:小澤征爾音楽塾オーケストラ
※ふれあいコンサート、オープンイベント等の詳細は追って発表いたします。
※内容は、2024年2月22日現在のものです。内容は今後変更になる可能性があります。
最新情報は随時OMF公式ウェブサイト等にてお知らせいたします。
※記載しているチケット料金はすべて消費税込みの金額です。
小澤征爾総監督を追悼し、NHK Eテレ「クラシック音楽館」にて2月17日(土)、2月18日(日)の二日間にわたり、総監督関連のコンサートが放送されます。
2023セイジ・オザワ 松本フェスティバル「オーケストラ コンサート Bプログラム」は、小澤征爾総監督との長年の友情によりジョン・ウィリアムズ氏が30年ぶりに来日し、サイトウ・キネン・オーケストラを指揮した公演。カーテンコールには、小澤総監督も登場し、大きな反響を呼んだ奇跡の公演です。
<2002ウィーン・フィル ニュー・イヤーコンサート>は、小澤征爾総監督が日本人指揮者で初めて、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤー・コンサートの指揮台に立った貴重な記録です。
いずれも、小澤征爾総監督を偲びつつ、その音楽をどうぞお聴きください。
『クラシック音楽館』
2023セイジ・オザワ 松本フェスティバル
オーケストラ コンサート Bプログラム
NHK Eテレ 2月17日(土)14時50分~16時50分
曲目:《オール・ジョン・ウィリアムズ・プログラム》
プログラムの詳細はこちら>>>
指揮:ジョン・ウィリアムズ
ステファン・ドゥネーヴ
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
**********
『クラシック音楽館』
<2002ウィーン・フィル ニュー・イヤーコンサート>ほか
NHK Eテレ 2月18日(日)21時00分~23時30分
指揮:小澤征爾
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
※やむをえず番組内容に変更が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。
小澤征爾総監督を追悼し、2月13日(火)0時00分〜(※12日深夜)NHK BS「プレミアムシアター」にて、2016セイジ・オザワ 松本フェスティバルのオーケストラ コンサート Aプログラムの模様が放送されます。
小澤征爾総監督を偲びつつ、総監督にとっての音楽の家族であるサイトウ・キネン・オーケストラの演奏をお聴きください。
『プレミアムシアター』
2016セイジ・オザワ 松本フェスティバル
オーケストラ コンサート Aプログラム
NHK BS 2月13日(火)0時00分~ ※12日深夜
曲目:
オネゲル:交響曲 第3番「典礼風」 H.186
ベートーヴェン:交響曲 第7番イ長調 Op.92
指揮:ファビオ・ルイージ(オネゲル)
小澤 征爾(ベートーヴェン)
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
※やむをえず番組内容に変更が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。
セイジ・オザワ 松本フェスティバルの創立者であり、総監督の小澤征爾が、2024年2月6日逝去されました。享年88歳。
日本のみならず、世界の音楽界に多大なる貢献をされた、その功績に心からの感謝と共に、深い哀悼の意を表します。
恩師である齋藤秀雄の名を冠して小澤征爾が、西洋音楽を「日本人として日本の地から」という壮大な夢を胸に、1992年に創立し、毎年、長野県松本市で開催されてきた音楽祭『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』。2015年から『セイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF)』と名称を新たに歩み始め、30年以上にわたり国際音楽祭として、世界中の優れた音楽家たちの音楽をここ信州松本の地から届けてまいりました。また、教育活動にもなみなみならぬ情熱を注ぎ、数多くの小中学生たちに生の音楽に触れてもらう公演や、若い音楽家を育てるためのプロジェクトを継続するなど、多方面にわたりフェスティバルを牽引されました。
小澤征爾総監督はかねてよりOMFのこれからの体制を構想していました。まずはフェスティバルの核となるオーケストラに関して、2021年にサイトウ・キネン・オーケストラ財団を設立し、オーケストラの組織としての強化がなされ、次代のリーダーシップのあり方についても、総監督の指示のもとに整いつつあります。近日中にこの夏のフェスティバル詳細を発表する予定です。
小澤征爾総監督がかつて「運命の女神がほほえんだ」と語った松本との出会いから、30余年。
総監督のスピリットを引き継ぎ、セイジ・オザワ 松本フェスティバルを未来永劫続けていく所存です。
セイジ・オザワ 松本フェスティバル実行委員会
セイジ・オザワ 松本フェスティバル
臥雲義尚 実行委員長 コメント
セイジ・オザワ 松本フェスティバル総監督であり、松本市名誉市民である、小澤征爾氏の突然の訃報に接し、深い悲しみを禁じ得ません。
小澤総監督におかれましては、「日本から本場西欧に向けて西欧音楽を発信する」という構想を抱き、その強い想いのもと、国際的音楽祭の開催地として、日本全国の複数都市の中から松本を選んでいただきました。
フェスティバル総監督として、30年以上にわたり、松本の地と松本の市民をこよなく愛していただき、「楽都・松本」を発展させていただいた功績に、深く感謝申しあげます。
昨年夏、盟友である世界的作曲家、ジョン・ウィリアムズ氏とカーテンコールで共演した姿に感動し、今年も松本でお会いできるものと思っていただけに、本当に大変残念でなりません。
世界の音楽ファンから愛された偉大なマエストロ、小澤総監督のご逝去は、松本市民にとっても計り知れない喪失であり、痛惜の念に堪えません。
ご遺族の皆様に心よりお悔みを申しあげますとともに、心から哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたします。
2024年2月9日
松本市長 臥雲 義尚
(セイジ・オザワ 松本フェスティバル実行委員会 実行委員長)
小澤征爾氏 御逝去に伴う記帳台及び献花台の設置について
セイジ・オザワ 松本フェスティバルの公演会場である「キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)」、「まつもと市民芸術館」、「松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)」におきまして、2月10日(土曜日)より「記帳台」及び「献花台」を設けることといたしました。
詳細はこちらよりご確認ください。
小澤征爾氏 御逝去に伴う 皆様からの「献花」について(2/13追記)
2月10日(土曜日)から12日(月・祝)まで、OMFの公演会場である「キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)」、「まつもと市民芸術館」、「松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)」にて、「記帳台」及び「献花台」を設置したところ、多くの皆様から、たくさんの献花を賜りました。
つきましては、小澤総監督とのお別れを惜しむ場としていただきたく、皆様からの敬愛と感謝の気持ちが込められました「献花」を、当面の間、「まつもと市民芸術館」に置くことといたしました。
詳細はこちらよりご確認ください。
12月31日(日)21時30分~23時45分 NHK Eテレ「クラシック名演・名舞台2023」にて、2023セイジ・オザワ 松本フェスティバルより、9月2日にキッセイ文化ホールで開催したジョン・ウィリアムズ&ステファン・ドゥネーヴ指揮、サイトウ・キネン・オーケストラ演奏の「オーケストラ コンサート Bプログラム」の一部(アンコール3曲)が放送されます。
小澤征爾総監督との長年の友情により30年ぶりに来日したジョン・ウィリアムズ指揮の奇跡の公演です。どうぞお見逃しなく!
『クラシック名演・名舞台2023』
2023OMF「オーケストラ コンサート Bプログラム」の一部(アンコール3曲)
NHK Eテレ 12月31日(日)21時30分~23時45分
曲目:《オール・ジョン・ウィリアムズ・プログラム》より
アンコール曲>>>
指揮:ジョン・ウィリアムズ
ステファン・ドゥネーヴ
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
※やむをえず番組内容に変更が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。
12月24日(日)午前10時~ 長野朝日放送(abn)にて、2023セイジ・オザワ 松本フェスティバルより、8月25日にキッセイ文化ホールで開催したステファン・ドゥネーヴ指揮、サイトウ・キネン・オーケストラ演奏の「オーケストラ コンサート Aプログラム」が放送されます。7年ぶりにメイン公演のステージに立った、市民から成る「OMF合唱団」の活躍にも密着。ぜひお楽しみください。
2023OMF ステファン・ドゥネーヴ×SKO オーケストラ コンサート Aプログラム
12月24日(日)午前10時~
長野朝日放送(abn)
曲目:バーンスタイン:「ウェスト・サイド・ストーリー」より シンフォニック・ダンス
ジョン・ウィリアムズ:チューバ協奏曲(一部抜粋)*
プーランク:スターバト・マーテル FP.148(一部抜粋)**
ラヴェル:ダフニスとクロエ 第二組曲
指揮:ステファン・ドゥネーヴ
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
チューバ独奏:杉山康人*
ソプラノ独唱:イザベル・レナード**
合唱:OMF合唱団
東京オペラシンガーズ
合唱指揮:西口彰浩
「ぶらあぼ ONLINE」に、2023OMF「OMF室内楽勉強会 ~リートデュオ・リサイタル~」のレポートが掲載されました。
小澤征爾総監督の理念のひとつでもある「若い音楽家の育成」。OMFでは1996年からこれまでに様々な編成で室内楽勉強会が開催され、大きな成果を上げてきました。今夏の「OMF室内楽勉強会」では昨年に続き、リート歌手として世界的権威であるメゾ・ソプラノの白井光子氏を講師として招き、歌手とピアニストのための「リートデュオ勉強会」を奥志賀高原にて開催。今回その約1週間にわたった勉強会の模様を掲載いただいています。ぜひご覧ください。
▪️ぶらあぼ ONLINE(11/20)
2023セイジ・オザワ 松本フェスティバル「OMF室内楽勉強会 ~リートデュオ・リサイタル~」レポート
2024OMFでは、「OMF室内楽勉強会 ~木管アンサンブル~」の開催を予定しています。
※オーディションの応募受付は締め切りました。