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2021セイジ・オザワ 松本フェスティバル (2021OMF)開催発表!

 2021セイジ・オザワ 松本フェスティバルの開催期間、およびオーケストラ コンサートの指揮者を発表をいたします。
 実に2年ぶりに、長野県 松本市でセイジ・オザワ 松本フェスティバルが開催となります。開催期間は、2021年8月22日(日)~9月6日(月)の16日間。感染症対策をしっかりと行いながら、松本市内全3か所、長野市内1か所の会場を舞台に、最高の演奏をお客様にお届けするべく準備を進めています。
 OMFの屋台骨であるサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)が今年タッグを組むのは、フェスティバル初出演となる鈴木雅明とシャルル・デュトワ。Aプログラムで指揮を務める鈴木さんはバッハ・コレギウム・ジャパンの音楽監督を務めながら、バッハの指揮者・演奏家として国内外から常に高い評価を受けていらっしゃいます。近年はニューヨーク・フィルハーモニック、ボストン交響楽団、バイエルン放送交響楽団などの名門オーケストラを筆頭に、数々の国内外オケを指揮。2018年の秋山和慶さん以来の日本人指揮者となる鈴木さんと、SKOとの化学反応が今から楽しみなプログラムです。
 Bプログラムを指揮するのは、小澤征爾総監督と同様、タングルウッド音楽祭でシャルル・ミュンシュに師事した経歴を持つ世界的名指揮者のデュトワ。小澤総監督がボストン交響楽団(BSO)音楽監督を務めていた時には、客演指揮者として何度もデュトワをBSOに招いており、小澤総監督との親交も深い指揮者です。数々の名オーケストラを指揮し「音の魔術師」との異名を持つデュトワが奏でるSKOサウンドがどのような響きになるのか、ファンならずとも待望の公演になること間違いありません。

 オーケストラ コンサートA・Bプログラム/教育プログラムの詳細、およびふれあいコンサート/オープンイベントの日程・詳細については、追って発表いたします。

 「こんな時期だからこそ生の音楽を届けたい」という小澤総監督の熱意の元、今年も長野県・松本市の皆様や、スポンサー企業の皆様、国内外から応援して下さっているファンの皆様の多大なご協力を得て、出来る限りの感染対策のもと開催の運びとなりました。再び、夏の松本に音楽が溢れます。短い開催期間とはなりますが、見どころ・聴きどころたっぷりの濃いプログラムで、松本の夏を彩ってまいります。
※今回発表のプログラムは、2021年5月17日時点の内容です。今後の新型コロナウイルスの感染拡大状況次第で日程や内容などに変更が生じる可能性もございます。ご了承ください。


オーケストラ コンサート

オーケストラ コンサート Aプログラム

8月28日(土) 開演 17:00
8月29日(日) 開演 15:00

演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:鈴木雅明[プロフィール
キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)

Masaaki-Suzuki

オーケストラ コンサート Bプログラム

9月3日(金) 開演 19:00
9月5日(日) 開演 15:00

演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:シャルル・デュトワ[プロフィール

キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)

Charles-Dutoit

教育プログラム

子どものためのオペラ

長野県内中学1年生(53校/4,134人)を招待
※教育プログラムのため、一般の方のご入場はできません。

8月26日(木)開演 11:00/15:00
8月27日(金)開演 11:00/15:00

J.シュトラウスII世:喜歌劇「こうもり」第1幕

演奏:小澤征爾音楽塾オーケストラ
まつもと市民芸術館・主ホール

Kyoiku-2

子どものための音楽会

長野県内小学6年生(174校/9,023人)を招待
※教育プログラムのため、一般の方のご入場はできません。

[松本公演]
9月2日(木)まつもと市民芸術館
9月6日(月)キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)

[長野公演]
9月3日(金)ホクト文化ホール
いずれも開演 11:00 / 14:00
ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調 Op. 67 「運命」

演奏:小澤征爾音楽塾オーケストラ

Kyoiku-1

【チケット発売】

2021年7月10日(土)午前10:00より全国一斉発売


OMF公式ウェブサイトでチケットが買えます!

 OMF公式ウェブサイトから直接チケットがご購入頂けるシステム「OMFウェブチケット」を今年から導入致します。
これまで窓口販売会場ごとで異なっていたチケットの空席情報を一元化することで選択肢が広がり、会場に行かなくてもご自宅等からインターネットでチケットのご予約・ご購入が可能となります。24時間お好きな時に、お好きな場所から、座席図を見ながらお席が選べます。
今年はぜひ、「OMFウェブチケット」でご購入を!

なお、発売初日は「OMFウェブチケット」と空席情報を共有し、長野県内5か所(松本市総合体育館〈松本市〉、ホクト文化ホール〈長野市〉、長野県伊那文化会館〈伊那市〉、サントミューゼ〈上田市〉、下諏訪総合文化センター〈下諏訪町〉)の特設会場で窓口販売も実施いたします。

※OMFウェブチケットと窓口販売は予約できる席が同一となります。新型コロナウイルス感染防止策の一環として、インターネット予約の積極的な活用をお願いします。

OMFウェブチケット情報・プレイガイド情報・公演詳細はOMF公式ウェブサイトにて後日発表致します。

『小澤征爾~レトロスペクティブ』5枚組DVD BOXに89年のSKO欧州ツアー映像が初収録!

2月20日にキングインターナショナルから発売される『小澤征爾~レトロスペクティブ』DVD BOXに、小澤総監督とサイトウ・キネン・オーケストラが1989年に行った2度目のヨーロッパ・ツアーの映像が収録されています。

レーザーディスクでは以前にリリースされていたブラームス:交響曲第4番に加え、武満徹:ノヴェンバー・ステップスが初収録! SKOの世界的な人気を確固たるものにした2度目の欧州ツアーを、余すところなくお楽しみ頂けます。ノヴェンバー・ステップスには、ソリストの尺八の横山勝也、琵琶の鶴田錦史が出演しているほか、宗倫匡、安芸晶子、藤原浜雄(ヴァイオリン)、今井信子(ヴィオラ)、徳永兼一郎、岩崎洸(チェロ)、工藤重典(フルート)、宮本文昭(オーボエ)といった国内外で活躍している名手が名を連ねています。

上記2曲の他、秋山和慶さん指揮のシューベルト:交響曲第5番も初収録。クラリネットにカール・ライスター(ベルリン・フィル)、ティンパニのエヴァレット・ファース(ボストン響)、ファゴットのシャーマン・ウォルト(ボストン響)といった当時一流の海外オケで活躍していた3名がゲスト参加しており、見事な演奏を聴かせてくれています。この日の会場の熱気は、今日までのサイトウ・キネン・オーケストラの活躍を確信するような、感動的な公演です。

他にも、小澤総監督が指揮をした「カラヤン・メモリアル・コンサート」(管弦楽ベルリン・フィル/ソリスト アンネ=ゾフィー・ムター)、1993年のヴァルトビューネでの映像、2015年と2016年のOMFでの公演などが収録されています。

DVD BOXの詳細はキングインターナショナル公式ウェブサイトをご覧下さい。

【商品情報】
レーベル:EURO ARTS
品番:20-55388
価格:オープン価格
形態:5DVD
リージョン:All

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2019OMF演目「ピーターと狼」 地上波初放送決定!

 2019年のセイジ・オザワ 松本フェスティバルで大盛況を収めた人気プログラム プロコフィエフ:「ピーターと狼」作品67が、12月27日(日)に長野朝日放送(ABN)にて地上波初放送となります!

 去年の夏に「子どものための音楽物語」と、「オーケストラ コンサート」(一般公演)として計5回公演された「ピーターと狼」。一般公演では満席御礼・立ち見券も出るほどの人気となりました。ロシアの作曲家プロコフィエフが子どもたちに向けた音楽入門として作った作品は、語りと音楽が絶妙に掛け合わされた約30分程度の楽曲です。語りを務めたのは、映画やテレビで大活躍中のムロツヨシさん。地元の中学1年生 約4200名をご招待した「子どものための音楽物語」に向けた情熱は熱く、何度もリハーサルを重ねて、指揮者ラデク・バボラーク、演奏サイトウ・キネン・オーケストラ、そして降矢ななさんが描き下ろした絵と呼吸を合わせ、世界観を創り上げていきました。画面いっぱいに広がる、降矢さんのかわいらしい絵と、楽しい語りに思わず破顔しているSKOメンバーの表情にも注目です。

 今回の放送では、「ピーターと狼」に加え、サイトウ・キネン・フェスティバル松本からOMFへと名称が変わった記念すべき2015年に演奏された、小澤征爾指揮、サイトウ・キネン・オーケストラ演奏のベートーヴェン:交響曲第2番もフル尺でご覧いただけます。
 2021年に迎えるフェスティバル30年目に向けて、ぜひ素敵な年末をお過ごしください。


SKF/OMF 30th Anniversary SPECIAL
Seiji Ozawa Matsumoto Festival ピーターと狼

放送日:2020年12月27日(日)13時55分~15時20分
放送局:長野朝日放送(長野県内でご覧いただけます)

番組内容:
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 Op.36
サイトウ・キネン・オーケストラ
小澤征爾(指揮)
*2015年9月6日 長野県松本市 キッセイ文化ホールにてライヴ収録

プロコフィエフ:ピーターと狼 作品62 *地上波初放送
サイトウ・キネン・オーケストラ
ラデク・バボラーク(指揮)
ムロツヨシ(語り)
降矢なな(絵)
*2019年9月1日 長野県松本市 まつもと市民芸術館にてライヴ収録

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サイトウ・キネン・オーケストラ ブラス・アンサンブル  2022年に公演延期

 2021年2月に開催を予定しておりましたサイトウ・キネン・オーケストラ ブラス・アンサンブルの全国ツアーですが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による海外からの入国の際に課せられている14日間の待機措置が、解除もしくは短縮される見通しが立たず、外国人アーティストのスケジュールの都合上、予定を早めての来日が叶わないことから、誠に残念ながら公演を延期させていただくことといたしました。

 現在、2022年に開催ができるよう調整をしております。
 詳細が決まりましたら、OMFウェブサイト等でお知らせして参ります。何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。

2019OMF オケコンBプロ NHK FMにて10月16日夜放送!

昨年のOMFを締めくくったオーケストラ コンサートBプログラムの公演が、NHK FMにて放送されます。
ぜひお聴きください!
■放送日時:2020年10月16日(金)19:30~21:10 
■放送局:NHKFM(全国放送)
セイジ・オザワ 松本フェスティバル 
オーケストラ コンサートBプログラム
指揮:ディエゴ・マテウス
サイトウ・キネン・オーケストラ
2019年9月7日 キッセイ文化ホールにて収録 
〇シルベストレ・レブエルタス センセマヤ
〇モーツァルト:交響曲 第 35 番 ニ長調 K. 385 「ハフナー」
〇チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 Op. 74 「悲愴」
〇チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」からポロネーズ(アンコール演奏)
〇チャイコフスキー:セレナード 作品48から ロシア風の主題による終曲
指揮:小澤征爾
サイトウ・キネン・オーケストラ
(1992年9月収録)

OMFのマンホールが出来ました!

これまでもフェスティバルを彩るフラッグやミニTシャツのほか、自動販売機などにOMFのデザインが描かれてきましたが、この度、群馬県高崎市にあるマンホールメーカーさんから、OMFをデザインしたマンホール鉄蓋を寄贈して頂きました。
松本地域の活性化を目的に製作・寄贈頂いたもので、今後、フェスティバル会場などで展示の予定です。
見かけた際はぜひパチリとしてください☆
製作・寄贈:株式会社水島鉄工所(群馬県高崎市)
製品:インクジェットマンホール鉄蓋
概要:直径65cm、約30㎏
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みんなのSKF/OMF 思い出エピソード 発表!

 OMF30年目を記念し、今年7月から募集を開始したみんなのSKF/OMF思い出に、たくさんの方からエピソードをお寄せいただきました。
お寄せ頂いた中から、OMF実行委員会で選んだ13エピソードOMF公式ウェブサイトにて掲載させて頂きました。
1992年にフェスティバルが始まった時の興奮から、街中が音楽であふれるフェスティバル期間の歓びをつづったエピソードまで、様々な思い出をご投稿いただきました。
ご応募頂いた皆様、どうもありがとうございました。掲載エピソードはこちらでご覧いただけます。

OMFグッズ オンラインショップオープン!

毎年フェスティバル開催時に、華やかにロビーを彩るOMFのグッズ。
今年はフェスティバルの開催中止に伴い新グッズなどの対面発売は叶いませんでしたが、これまでに制作したOMFグッズをご購入頂ける、オンラインショップを開設いたしました。

ご購入頂けるのは、2019年に制作したオペラ公演(チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」)をテーマにしたTシャツ、大好評を博したプロコフィエフ:『ピーターと狼』のメモ文庫OMFてぬぐい、フェスティバルの名称変更が行われた2015年に制作したフェスティバルTシャツや、リーディンググラスなど計15点。
2019年の公演の写真を使用したポストカードセット(6枚組)は、今回のオンラインショップでの発売が初めてとなります。

例年会場でしかお買い求めいただけないグッズを、この機会にぜひご購入下さい。

OMFグッズ オンラインショップはこちら
※ネットショップSTORES内での販売となります

2020年9月1日 Seiji Ozawa Day(小澤征爾の日) に認定!

小澤征爾総監督が、29年にわたり音楽監督を務めたボストン交響楽団の本拠地であるアメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン市が、総監督の85歳の誕生日にあたる2020年9月1日を”Seiji Ozawa Day”に認定しました。海外の都市で日本人のための記念日が制定されるのはとても珍しく、一報を受けた総監督もとても喜び、コメントを発表しました。
小澤総監督とボストン市の関係は古く、ボストン交響楽団で音楽監督を務める以前の”音楽武者修行”時代に初渡米した際に、その後何度も足しげく通うことになるフェンウェイ・パーク(野球場)でボストン・レッドソックスの試合を初観戦。1973年~2002年の29シーズンにわたって音楽監督を務めた任期は、ボストン交響楽団の歴史の中でも最長であり、退任後も同交響楽団や、ボストンが誇る野球チーム、アメフトチーム、そして市との温かい交流は絶えません。

マーティン・J・ウォルシュ ボストン市長が発表した声明文
日本語訳はこちら

僕にとって、ボストンは第二の故郷(ふるさと)です。
ボストン交響楽団の仲間たち、友人たち、
みんな懐かしく、今も家族のようにおもっています。
そして、レッドソックスとペイトリオッツのみんなも!
(もちろん今もインターネットで全試合を見ています)

ボストンで過ごした時間は、
僕の人生にとって本当に大切なもので、
どこに居ようとも、
いつも僕の心の中にあります。

ウォルシュ市長とボストン市民の皆さんに感謝します。
ボストン、ありがとう!

愛をこめて

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ベルリオーズ:レクイエムを、ボストン交響楽団とタングルウッド音楽祭合唱団を指揮する同楽団桂冠音楽監督の小澤征爾。2003年ニューヨークのカーネギーホールにて。(撮影:Hiroyuki Ito)

SKOメンバーインタビュー OMF公式ウェブサイトにて掲載開始!

サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)メンバーのスペシャル・インタビュー・ページが、OMF公式ウェブサイトにオープンしました!
 
トップバッターを飾って下さったのは、猶井正幸さん(ホルン)吉野直子さん(ハープ)呉信一さん(トロンボーン)の3名。
初めてSKOで演奏した時の思い出、印象深い公演、松本への思いから、小澤総監督との面白エピソードまで、SKOメンバーならではの内容がいっぱいです。
懐かしい写真も掲載していますので、ぜひご覧ください!
インタビューページは随時更新予定。
OMF公式ならではのボリューム&内容でお届けします。お楽しみに!
SKOメンバーインタビューページはこちら