OMF30周年記念 特別公演の開催も目前に迫った11月23日(水・祝)、キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)にて、セイジ・オザワ 松本フェスティバル総監督の小澤征爾が、サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)を4年ぶりに指揮し(松本でのSKO指揮は2017年以来5年ぶり)、国際宇宙ステーション(ISS)”きぼう”でミッションにあたる若田光一宇宙飛行士に向け、ベートーヴェンの「エグモント序曲」の演奏をライブ配信しました。宇宙へのオーケストラ演奏のライブ配信は史上初です。
今回の演奏は、⼩澤征爾/SKO がJAXA (宇宙航空研究開発機構)と共に企画した「ONE EARTH MISSION – Unite with Music (⾳楽でひとつに)」の⼀環として実施。これは、世界中に広がった新型コロナウイルスの猛威、欧州で起きている戦争による混乱や苦しみや悲しみーこの困難な時代に直⾯する私たちが、今こそ分断することではなく、同じ「地球⼈」として助け合い、協⼒しあおうというメッセージを世界に発信するため⽴ち上がった企画です。
「⾳楽を美しい、楽しいと感じる気持ちには、⾔葉も国境も⽂化も年齢も性別も関係ない」。これは、50年以上に渡り、東京、松本、ウィーン、ベルリン、パリ、ミラノ、ロンドン、トロント、シカゴ、ボストンやニューヨークなど世界の第一線で活躍してきた小澤総監督の信念です。
また、JAXAでも、国や⼈種を超え、⼈類の発展のための「最先端科学技術の追求とその統合」を⽬指しています。宇宙空間には国境がなく、「様々な国の宇宙⾶⾏⼠が協調しながら、命懸けの挑戦」を続けています。
本年JAXAは、毛利衛宇宙飛行士による宇宙初飛行から30周年を迎えました。サイトウ・キネン・オーケストラの本拠地であるセイジ・オザワ 松本フェスティバルもまた、開幕30周年を迎えています。この記念すべき年、87歳の⼩澤征爾と最も深い部分でピュアに強くつながる⾳楽の家族とも⾔えるSKOが奏でる⾳楽が、ISSの若⽥宇宙⾶⾏⼠のもとへ届き、宇宙空間に鳴り響きました。⾳楽は、性別や年齢、⼈種や国境ーありとあらゆる垣根を超えて、⼈と⼈のこころがつながり、私たちはみんな⼀つの星に住む同志なのだと感じ合える瞬間です。
今回の演奏会のライブ収録映像は12⽉1⽇12:00(⽇本時間)から⼩澤征爾公式YouTubeチャンネルにて世界同時公開されます。宇宙とつながるこの特別な時間をぜひ、⼀緒に感じましょう。
One Earth Mission – Unite with Music
小澤征爾/SKO x JAXA共同企画
One Earth Mission – Unite with Music プロジェクト 公式ウェブサイトはこちら
小澤総監督、若田光一さん、毛利衛さんからのコメントもお読みいただけます。
https://www.seiji-ozawa-oneearthmission.com/
配信開始:12月1日(木)12:00 (日本時間)
視聴リンク:小澤征爾公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@seijiozawa_official
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