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沖澤のどか×SKO オーケストラ コンサート Aプログラム にスタンディングオベーション!

OMF首席客演指揮者 沖澤のどか 就任披露公演はスタンディングオベーションで終演しました!ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。冒頭サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)メンバーたちと一緒に舞台に登場する沖澤さんの姿に、かつての小澤征爾総監督の姿を思い出される方も多かったようです。
メンデルスゾーン《夏の夜の夢》、R. シュトラウス《ドン・ファン》のSKOの響きはまるで一つの生き物のように調和し、ホール全体を包み込み、続く《四つの最後の歌》は、欧米のオペラ界で急成長中のソプラノ エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァーが素晴らしい歌声を披露。「眠りにつくとき」では、SKOコンサートマスター矢部達哉さんが美しいヴァイオリン・ソロを奏で、人生の旅路を思い起こさせるような音楽世界へと誘ってくれました。
開幕記者会見で、沖澤さんは「夕映えのなかで」の詩の一節「苦しい時も 嬉しい時も 手に手をとって 歩んだふたり」が、小澤総監督とSKOが共に歩んできた道のりを思い起こさせると語ってくれましたが、最後の音が静かに消えた後、その余韻に浸るように場内は静寂に包まれ、やがて温かく熱烈な拍手が湧き上がりました。
何度も続いたカーテンコールの締めくくりに、会場はスタンディングオベーションで沖澤×SKOを讃えてくれました。

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