2023セイジ・オザワ 松本フェスティバル閉幕! 2024年は8月10日~9月4日 開催!
8月19日(土)から19日間にわたり、有料公演7プログラム8公演を開催した2023セイジ・オザワ 松本フェスティバルは、9月6日(水)キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)での「子どものための音楽会」をもって閉幕いたしました。有料公演には合計約9500名のお客様にご来場いただきました。
開幕公演の「OMF室内楽勉強会〜リートデュオ・リサイタル〜」にはじまり、オーケストラ コンサート<Aプログラム>ではステファン・ドゥネーヴの指揮のもと、サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)メンバー 杉山康人をソリストに迎えてのチューバ協奏曲、OMF合唱団と東京オペラシンガーズが共にプーランクとラヴェルの名曲を演奏。<Bプログラム>では、小澤征爾総監督の長年の夢でもあった、盟友ジョン・ウィリアムズ氏とSKOの共演が実現。両公演とも満場の聴衆から惜しみない拍手をいただきました。
SKOメンバーらが一期一会のアンサンブルを聴かせてくれた3つの「ふれあいコンサート」、気鋭の歌手陣たちが集結し、ディエゴ・マテウスとサイトウ・キネン・オーケストラのコーチたちが小澤征爾音楽塾オーケストラを巧みに導いた「OMFオペラ プッチーニ「ラ・ボエーム」より第1・2幕」、3度開催した「出前コンサート」では、正式オープン前の松本市立博物館でも開催するなど、普段クラシック音楽に触れる機会の少ない施設の方や、市民の方にも無料で楽しんでいただきました。
そして「子どものためのオペラ」、「子どものための音楽会」では、今年も長野県内の小学6年生、中学1年生を対象に、参加総数1万人を超える子どもたちに音楽体験をお届けすることができ、フェスティバルがこの松本ではじまった当初から継続している教育への取り組みも、着実に新しい時代へと引き継がれています。
今年の夏も多くの方々に松本の地で音楽をお聴きいただけたことに感謝申し上げますとともに、縁の下でフェスティバルを支えてくださっているボランティアスタッフ、フェスティバルにご協力いただいている協賛各社/関係者の皆さまにも、心より御礼申し上げます。
2024年のセイジ・オザワ 松本フェスティバルは、8月10日(土)〜9月4日(水)に開催予定。昨年のセイジ・オザワ 松本フェスティバル30周年記念特別公演で大喝采を浴びたアンドリス・ネルソンス氏と、同じく昨年のオペラ モーツァルト「フィガロの結婚」を指揮した沖澤のどか氏が、来年2024年、再びフェスティバルに戻ってきます。
公演日時やプログラムなどの詳細は後日発表いたします。来年のセイジ・オザワ 松本フェスティバルにもどうぞご期待ください。