お待たせしました! 満席の会場でデュトワ×SKO渾身の演奏! 小澤総監督もカーテンコールに
3年越しとなった待望の公演の幕をあけたのは、1992年にフェスティバルの開幕を飾った武満徹の「セレモニアル – An Autumn Ode -」。30年の時を経て、この記念すべき楽曲をキッセイ文化ホールでサイトウ・キネン・オーケストラが演奏できることは大きな喜びでした。2曲目はドビュッシーの「管弦楽のための『映像』」。デュトワさんはリハーサルでも特に入念にこの曲に取り組み、ドビュッシーならではの色彩や透明感をSKOと共に追い求めました。妥協のない音作りの先に、どんな“イメージ”が見えたでしょうか。
休憩をはさみ、終曲を飾ったのはストラヴィンスキー:春の祭典。105人からなる大編成のため、昨年のコロナ禍では実現が叶わなかった念願の1曲を、指揮者&オーケストラが一丸となって奏でました。カーテンコールの最後には、会場内で演奏を聴いていた小澤総監督もデュトワさん&SKOと一緒にステージへ。 万雷の拍手をいっぱいにいただきました。ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました! オーケストラ コンサートは28日に2回目の公演を行います。