News / Aug, 2018
ニュース / 2018年8月

合同演奏会 指揮者発表!

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毎年、フェスティバルを華やかに彩る吹奏楽パレード・合同演奏会。フェスティバル誕生とともに始まり、続いてきたパレードと合同演奏会も、今年で27回目を迎えます。松本市内外の小・中学校、一般の吹奏楽クラブ等が松本市内を行進し、最後には松本城本丸庭園に集合。フェスティバルの指揮者とともに、合同演奏会を行います。
今年は、OMF室内楽勉強会~金管アンサンブル~の講師であり、発表会で指揮者を務める、元ボストン交響楽団/元ボストン・ポップスオーケストラ首席トランペット奏者のティモシー・モリソンが指揮を務めます。SKOでも活躍し、松本に深い愛着を持つモリソンは、2010年からOMF室内楽勉強会~金管アンサンブル~(2010年~2014年まではサイトウ・キネン室内楽勉強会ー金管アンサンブルー)の講師・指揮を務めており、フェスティバル開幕の日に行われる公演として、毎年、爽やかな金管の音色を届けて下さっています。また、今年はOMF室内楽勉強会~金管アンサンブル~出演メンバー10名も合同演奏会に奏者として参加が決定!  合計55団体(約2688名)の皆さんと、国宝松本城を背景に「信濃の国」などを演奏します。松本市の皆様が、毎年多くご参加頂くOMF恒例のオープンイベント。松本市内に鳴り響く吹奏楽を、ぜひ聴きに来てください。


2018OMF 吹奏楽パレード・合同演奏会 概要

【日程】      8月19日(日)
【参加団体】    合計55団体 (約2688名)
【街頭演奏】    9:10 ~ 松本駅前広場 他にて
【吹奏楽パレード】 9:30 ~ Mウイング前~松本城公園
【合同演奏会】   11:00 ~ 国宝松本城公園本丸庭園
【演奏曲目】   「星条旗よ永遠なれ」「信濃の国」
【指揮】     ティモシー・モリソン
※当日の交通規制についてはこちらをご確認ください。

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ふれあいコンサートI 今井 信子、原田 禎夫 追加出演決定!

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 2018OMFの中で、最も注目度の高い公演の一つである「ふれあいコンサートI~ロバート・マン メモリアルコンサート」。過去13回に渡って松本に足を運び、若手の育成から室内楽の素晴らしい演奏、そして「語りと音楽」という独創的な公演を作り上げたロバート・マン氏を偲び、819日(日)ザ・ハーモニーホールで開催されます。
 本メモリアルコンサートに出演するのは、小澤総監督が情熱を注いで続けてきた、小澤征爾スイス国際アカデミーのメンバーたち20名。先月、彼らが演奏するベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番(弦楽合奏)に、マン氏と縁の深いSKOメンバー11名も参加することが発表されました。
 そして今回、この日限りしか見ることができない豪華メンバーが並ぶ中に、なんと、小澤征爾スイス国際アカデミーの講師であり、マン氏と数多く共演を重ねてきた世界的アーティストの今井信子(ヴィオラ)と原田禎夫(チェロ)も出演することが決定致しました!
 1961年、ジュリアード弦楽四重奏団の一員として、齋藤秀雄から桐朋学園のマスター・クラスの指導に招かれたマン氏。これがきっかけとなり、今井・原田は桐朋学園時代にマン氏から直接指導を受け、原田は東京クヮルテットを結成。また、松本でも数多く共演してきました。
 20名の小澤征爾スイス国際アカデミーのメンバー、11名のSKOメンバー、そして今井と原田という、総勢33名が演奏するのは、先日の小澤国際室内楽アカデミー奥志賀の演奏会で、小澤総監督が9ヵ月ぶりに指揮台に立ったベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16 ヘ長調 Op. 135 3楽章(弦楽合奏)。チケットはザ・ハーモニーホール窓口の他、各プレイガイドにて好評発売中です。ぜひお聞き逃しなく。

【写真】
サイトウ・キネン・フェスティバル松本(2003年) ふれあいコンサートI
ロバート・マン、渡辺實和子、今井信子、原田禎夫
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番 へ長調 Op.135

小澤征爾スイス国際アカデミー ドキュメンタリー 「スピリット・オブ・ミュージック」3分版 公開!

 8月19日(日)に開催のふれあいコンサートI ~ロバート・マン メモリアルコンサート~に出演する、小澤征爾スイス国際アカデミーの活動を追ったドキュメンタリー「小澤征爾 スピリット・オブ・ミュージック -音楽の息吹き-」。

 2015年に収録された本作は、小澤征爾スイス国際アカデミーの合宿、フォンダシオン ルイ・ヴィトンでの発表会のほか、パメラ・フランク、原田禎夫、今井信子、小澤征爾ら講師陣の貴重なインタビューを収録。先日、あがたの森で開催した上映会には多くのお客様が詰めかけ、お楽しみいただきました。
 その映像の3分抜粋版(日本語字幕付き)が公開となりました。小澤総監督が毎夏ジュネーヴのレマン湖畔で開校するアカデミーが、どのようなレッスンや刺激を受け、音楽創りと演奏会を経て来日するのか、3分という短さではありますが、感じて頂ける映像です。ふれあいコンサートIプログラムページ下部にてご覧いただけます。

子どものための音楽会 OMF初 一般公開募集開始!

 9月6日(木)に、松本市総合体育館で開催の子どものための音楽会。長野県下の小学6年生を無料で招待する公演ですが、今年はフェスティバル始まって初めて、一般の皆様への公開が決定いたしました。長野県内にお住いの方であれば、どなたでも参加可能です。参加希望の場合は、下記要領に従いご応募下さい。
 指揮を務めるのは、OMFにも多数出演歴のある下野竜也氏。小澤征爾音楽塾オーケストラと、ベートーヴェン:交響曲第5 ハ短調 Op.67「運命」を演奏します。教育プログラムならではの、楽器に親しんでもらうために行う恒例の楽器紹介もお楽しみいただけます。ぜひご来場ください!


子どものための音楽会 開催要旨
日時:9月6日(木)
 【午前の部】 開場:10:00~ 、開演:11:00~(1時間程度)
 【午後の部】 開場:13:00~ 、開演:14:00~(1時間程度)
会場:松本市総合体育館 メインアリーナ(松本市美須々5-1)
入場料:無料
演目(予定): 楽器紹介
        ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」
        県歌「信濃の国」合唱
指揮:下野 竜也
演奏:小澤征爾音楽塾オーケストラ

一般公開について
対象:長野県内にお住まいの方
席数:各公演:1,590席 (合計:3,180席)
その他:9月7日(金)にホクト文化ホールで開催する「子どものための音楽会」は一般公開をいたしませんのでご注意ください。

応募方法
(1) 「郵便はがき」で応募してください。
(2) 応募は「1人につき1公演2枚まで」に限らせていただきます。
(3) はがき裏面に、「希望する公演(午前の部・午後の部)」、「枚数」、「郵便番号」、「住所」、「氏名」、「年齢」、「電話番号」を記入し、以下の応募先までお送りください。
※記入する「住所」は長野県内であることが応募条件となります。
(4) 応募先
〒390-0874 松本市大手3-8-13 3F
セイジ・オザワ 松本フェスティバル実行委員会 宛

応募締切  2018812日(日) 当日消印有効

その他
(1) 座席は「ブロックエリア指定」となりますので、後日、指定ブロックを記載したチケットを郵送します。
(2) 必要事項の記入がない場合、応募された方の住所や転居先が不明等でチケットがお届けできない場合は、応募を無効とさせていただきます。
(3) 定員を超える応募があった場合は、抽選を行います。なお、抽選を行った場合の当選者の発表はチケットの発送をもって代えさせていただきます。
(4) 施設の駐車場は、参加各校のバス専用駐車場となりますので、一般の方の駐車はできません。予めご了承くださいますようお願いします。
(5) 未就学児を連れて鑑賞される場合は、お子様1人につき保護者1人の付添いをお願いします。

オーケストラ プログラム SKOメンバーリスト発表!

 2018セイジ・オザワ松本フェスティバルに出演する、サイトウ・キネン・オーケストラ全メンバーが決定いたしました! 今年は総勢118のアーティストがSKOとして出演。音楽界の第一線を走る奏者たちが、松本でしか聴けない音色を響かせます。
 Aプログラムでは、竹澤恭子宮田大らのソリスト陣と、SKOならではのアンサンブル力が光るコンチェルタンテ、そして弦楽器の名手達が集う本オーケストラならではの、重厚な弦楽器サウンドが響き渡ります。
 Bプログラムの聴きどころの一つは、世界的フルートの名手ジャック・ズーンによる、ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲のソロ。また、ラヴェル:ボレロでは、2013年のオペラ ラヴェル:「子どもと魔法」で甘く優美な独奏を聴かせたクリーヴランド管の首席 マッシモ・ラローザがトロンボーンのソロを担当し、SKOの首席オーボエを務めるフィリップ・トーンドゥルがオーボエ・ダモーレを担当するなど、日本&世界のトッププレイヤー達の祭典にふさわしい、ソロのオンパレードが魅力です。
 ”Gig”と称し、ガーシュインとバーンスタインをフィーチャーするCプログラムでは、SKO×マーカス・ロバーツ・トリオのガーシュウィン:「アイ・ガット・リズム」変奏曲も聴きどころですが、バーンスタイン:オン・ザ・タウンー3つのダンス・エピソードのオーケストラパートのドラムスを、ジャズ界きっての音楽一家マルサリス・ファミリーのジェイソン・マルサリスが担当するビッグサプライズもあります!
 どの公演も、SKOならではの見所満載のオーケストラ コンサートです。各プログラムごとのSKOメンバーは、プログラムページをご覧ください。