2016OMFニュースレターVol. 14
OMFオペラ ラヴェル:歌劇「子どもと魔法」リハーサル開始!
小澤征爾音楽塾オーケストラによるOMFオペラ ラヴェル:歌劇「子どもと魔法」のリハーサルが、まつもと市民芸術館で始まりました。第58回グラミー賞で最優秀オペラ録音賞を、2013SKFのラヴェル:歌劇「こどもと魔法」が収録されたCDが受賞したことでも記憶に新しい本作。今年はエリック・ミーリア指揮、デイヴィッド・ニース演出、小澤征爾音楽塾オーケストラが演奏を務めます。 8月末からまつもと市民芸術館で音楽稽古を始めたのは、2013SKF公演時にも出演したマリー・ルノルマン、アナ・クリスティ、ジャン=ポール・フーシェクール、そしてOMF合唱団、OMF児童合唱団の皆さま。続いて小澤征爾音楽塾オーケストラも松本入りし、本格的にリハーサルが始まりました。 わがままな主人公「子ども」が、かんしゃくを起こし部屋のモノやペットに八つ当たり。暴れまわってヘトヘトになった子どもが見たのは、動いてしゃべりだしたモノやペットたちだった!? 9月6日(火)・9日(金)公演のチケットは各プレイガイド及びまつもと市民芸術館窓口で発売中です。大人も子どもも、気軽に楽しめるファンタジー・オペラを、ぜひこの機会にご覧ください。
2016OMF OMF Gig 万雷の拍手で終了!
8月28日(日)、松本市キッセイ文化ホールでセイジ・オザワ 松本フェスティバルGigが開かれ、小澤征爾総監督、村上寿昭指揮の元、5演目を演奏したサイトウ・キネン・オーケストラとマーカス・ロバーツ・トリオに万雷の拍手が送られました。 クラシックとジャズの融合プログラムとして、2013年に始まったOMF Gig。トップを切って演奏されたのは、村上寿昭指揮、SKO演奏のプロコフィエフ:バレエ音楽《ロメオとジュリエット》より。続いて、今年がフェスティバル5回目の登場となるマーカス・ロバーツ・トリオが、What is this thing called Love?や、オリジナル曲のCole after Midnightを演奏し、観客を心地よいジャズの世界に誘いました。そしてお待ちかね、マーカス・ロバーツによる委嘱新作ラプソディー・イン・ディーの世界初演。約2年の歳月をかけてマーカス・ロバーツが書きあげた楽曲を、村上寿昭とSKO、そしてマーカス・ロバーツ・トリオが力強く演奏し、会場からは大きな拍手が起こりました。 少人数編成のイベール:ディヴェルティスマンが演奏された後、最後を飾ったのは小澤征爾総監督指揮、SKO&マーカス・ロバーツ・トリオによるガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー。約17分の熱演に、演奏が終わると会場は総立ちに。小澤総監督とSKOにとっては、これが一般公演の最終日でした。公演を日々支えてくださったボランティアスタッフさんが、長野県花のリンドウをメンバーそれぞれにプレゼントし、舞台上は綺麗な紫色の花束を笑顔で掲げるメンバーで一杯になりました。ご来場頂いた皆様、そして陰ながらフェスティバルを支えてくださっているボランティアの皆様、どうもありがとうございました!
SKOが松本市総合体育館で10年ぶりに「子どものための音楽会」で演奏!
松本市総合体育館で8月31日(水)、長野県下の小学6年生約10,103人を招待して子どものための音楽会が開かれました。出演したのは、小澤征爾総監督、村上寿昭、サイトウ・キネン・オーケストラ、そしてマーカス・ロバーツ・トリオ。OMFの教育プログラムの一つとして、児童の皆様にクラシック音楽を身近に感じて欲しいと、毎年開催されている「子どものための音楽会」は今年、サイトウ・キネン・オーケストラ演奏で、10年ぶりに松本市総合体育館で開催されました。 午前・午後と2回に分けて行われた音楽会には、延べ186校が参加。それぞれの楽器が個別に短い楽曲を演奏し、音色を伝える楽器紹介の後は、セイジ・オザワ 松本フェスティバルGigでも披露したガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルーを演奏。サイトウ・キネン・オーケストラとマーカス・ロバーツ・トリオによる演奏に、子どもたちの目も釘づけでした。最後は唱歌「ふるさと」をみんなで歌いました。 9月7日(水)と8日(木)は子どものためのオペラ 小澤征爾音楽塾オーケストラによるラヴェル:歌劇「子どもと魔法」を長野県下中学校1年生の皆さまにご鑑賞いただきます。
SKOが出張演奏!温ったか出前/特別出前コンサート 長野県各地で開催
SKOメンバーが福祉施設や病院などに訪問し、演奏会を行うフェスティバル恒例の温ったか出前コンサートが、8月29日(月)、松本市障害者福祉施設Moo、療育センターみらいで開催されました。今年は特別出前コンサートと称して、長野市篠ノ井総合病院と飯田市立病院でも開催。また、キッセイ文化ホールのしばふで行われる、しばふコンサートにもSKOメンバーが出演し、400人を超えるご家族の方に優しい音色をお楽しみ頂きました。 Mooと飯田市立病院に出向いたのは、ヴァイオリンの城代さや香、立上舞、ヴィオラの千原正裕、チェロの長谷部一郎。エルガー:愛の挨拶やとなりのトトロなどを演奏し、演奏会終わりには参加者から感謝の贈り物も頂きました。みらいと篠ノ井総合病院で演奏したのは、ヴァイオリンの景澤恵子、矢野明日香、ヴィオラの松山香澄、チェロの辻本玲。モーツァルト:狩や、八木節などを演奏しました。 しばふコンサートには、SKOのホルンメンバー 阿部麿、勝俣泰、田島小春、山本愛沙子が出演し、計5曲のホルンアンサンブルを披露しました。ご協力頂いた皆様、どうもありがとうございました。
グラミー賞受賞特別展1000人超の来場者を迎えて終了
8月22日(月)から、松本市美術館 多目的ホールで開かれていた、ラヴェル:歌劇「こどもと魔法」グラミー賞受賞特別展が、26日(金)に終了しました。5日間の開催中、延べ1300人を超える来場者を記録。22日はオーケストラ コンサート前にお立ちより頂いた方も多く、名古屋や福岡など、遠方からのお客様もいらっしゃいました。 一般公開はこれが初めてとなったグラミー賞トロフィーの他、合計50点の公演及びオフショット写真、SKO、SKF松本合唱団、SKO松本児童合唱団に送られた賞状、2013SKF公演映像を展示。当時ご出演頂いた合唱団の方や、公演をご覧になったお客様などもご来場下さり、写真を見ながら思い出話や写真撮影などをしていらっしゃいました。多くのご来場、ありがとうございました!
OMFニュースレターに関するお問い合わせ
セイジ・オザワ 松本フェスティバル実行委員会
〒390-0874 長野県松本市大手3-8-13
TEL:0263-39-0001
Email: omfnews@ozawa-festival.com
掲載記事の無断転用、転載はお断りいたします。
©2016セイジ・オザワ 松本フェスティバル