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2019OMF 小澤 征爾、ファビオ・ルイージ、内田 光子出演!

 2019年夏、セイジ・オザワ松本フェスティバルプログラム内容を発表いたします。

 2017OMFぶり、実に5回目の出演となり、SKF・OMF通算で、ゲスト・コンダクターとして最多指揮回数を誇るファビオ・ルイージ。サイトウ・キネン・オーケストラとの相性は折り紙付きの名指揮者が、2014年のヴェルディ:オペラ「ファルスタッフ」以来、オペラの指揮で戻ってきます。
 演目はチャイコフスキー:オペラ「エフゲニー・オネーギン」ロバート・カーセンがメトロポリタン歌劇場で演出した作品を、指揮:ファビオ・ルイージ、管弦楽:サイトウ・キネン・オーケストラでお届けします。SKOがオーケストラピットに入るのは、2015年以来4年ぶりのこと。必見のプログラムとなること、間違いありません。ファビオ・ルイージは、オペラに加え、オーケストラ コンサートでも指揮を務める予定です。

 また、ファビオと同様に2017OMFに出演し、来年松本に帰ってくるのが、世界的ピアニストの内田光子さん。2017OMFでの小澤征爾指揮 オーケストラ コンサートCプログラム ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3 ハ短調 作品37は、記憶に強く残る名演となりました。来年も、小澤×内田の珠玉のプログラムをお届けいたします。

 プログラムの日程や演目などの詳細は後日発表。チケット発売は2019年6月を予定しております。来年のセイジ・オザワ松本フェスティバルにも、ぜひご期待下さい。

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2018OMF 9543名の来場を持って閉幕!

 21日間にわたり開催した2018セイジ・オザワ 松本フェスティバルが本日をもって閉幕しました。有料公演8プログラム8公演に、合計9543名のお客様にご来場いただきました。

 フェスティバルを締めくくったのは、開催当初から小澤征爾総監督が力を注いできた、教育プログラムの一つ子どものための音楽会。今年は松本市と長野市の2か所で開催され、合計約1万人の、長野県下の小学6年生が参加しました。
 子どもたちが体験したのは、小澤征爾音楽塾オーケストラによるベートーヴェン:交響曲第5 ハ短調 作品67「運命」。最近では大河ドラマ「真田丸」や「西郷どん」のテーマ曲の指揮でも知られる、下野竜也さん指揮の元、迫力のある演奏を展開しました。「どの楽器がどんな音を奏でるのか」をわかりやすく説明する”楽器紹介”も開催。身近で奏でられる楽器の音に、集まった小学生たちは興味津々で眺めていました。
 「運命」の後は、みんなで「信濃の国」を合唱。県下制定50年となる記念の年、OMFでもたくさん「信濃の国」を演奏しました。2018OMFでの「信濃の国」をまとめた動画も作りましたので、ぜひご覧ください。
 9月6日(木)に松本市総合体育館で開催された子どものための音楽会は、フェスティバル始まって以来初めて、公演を一般の皆様にも公開。長野県民の方であればどなたでもご参加可能ということで、当日は11時と14時の公演合わせて、600の県民のみなさまにお越しいただきました。
 9月7日(金)の、長野市ホクト文化ホールでの開催を持って、2018OMFは閉幕となりました。ご来場頂いた皆様、ご協力頂いたボランティアスタッフのみなさま、そして松本市民・長野県民の皆様、どうもありがとうございました!


小澤征爾総監督からのメッセージ

 今年は松本に行けなくて本当に残念です。
 でも、僕の心はいつも松本にありました。
 来年は必ず行きます。

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小澤征爾音楽塾オーケストラによるOMFオペラ プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」&「ふれあいコンサートIII」終了!

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 フェスティバルの大きな魅力の一つであり、小澤総監督が「シンフォニーとオペラは車の両輪のようなものだ。両方勉強することが大事」というカラヤン先生からの教えを受け、松本で長年続けているオペラ公演も、学校公演と本公演を含めて計5回、公演されました。9月1日(土)に迎えた本公演には、1504のお客様にご来場頂きました。フェスティバルでは初の上演となる本作は、大富豪の遺産相続をめぐる、約50分の1幕劇。それぞれの楽器を特徴的に紹介する”楽器紹介”も実施し、本格的なオペラながら、オペラ初心者の方にもお楽しみいただける内容で、多くのお客様の笑いを誘いました。

 フェスティバル恒例のジャック・ズーン出演室内楽公演が、こちらも9月1日(土)に開催されました。2018OMF最後の「ふれあいコンサート」となった公演は、クラリネット×ファゴットという、普段あまり聞き馴染みのないトリオからスタート。開演時間があいにくの土砂降りとなってしまいましたが、そんな雨粒も柔らかく包み込む、軽快な音色が響きました。2曲目は、ハープの音色が印象的な、ドビュッシーの5重奏。SKOが誇る名手たちが、約5分ずつの2つの舞曲を演奏しました。
 前半の最後は、レスピーギ:ドリア旋法による弦楽四重奏曲P144。隠れた名曲を、白井圭、小森谷巧、大島亮、辻本玲の4人が見事なアンサンブルで披露しました。
 休憩をはさんで登場したのは、「ふれあいコンサート」の常連であり、小澤総監督とも親交の深いジャック・ズーン。フルートの名手である彼自身が、ブラームスのピアノ三重奏曲第1を、フルート、チェロ、ピアノ用に編曲した意欲的な1曲で、4楽章からなる36分は、まさに3人の技巧が光る名演となりました。

 2018OMF、有料公演は9月2日(日)を持って終了。9月6日(木)、7日(金)は、子どものための音楽会を松本市と長野市で開催します。松本市総合体育館で開催される6日の公演は、長野県民の方であればどなたでも入場可能(無料)。当日ご来場いただければ、ご覧いただけます。下野竜也指揮、小澤征爾音楽塾オーケストラによるベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op. 67「運命」の公演です。ぜひご来場ください。

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鳴りやまぬ拍手の中 全オーケストラ公演終了!

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 全部で3回にわたる2018OMFオーケストラ コンサートが、9月2日(日)のオーケストラ コンサートCプログラムを持ってすべて終了いたしました!
3公演延べ5695のお客様にご来場いただいた、OMFのメイン公演。8月最終日に開催されたBプログラム、そして昨日開催されたCプログラム共、大熱狂のうちに幕を閉じました。
 
 小澤征爾と同じく、故 齋藤秀雄先生に師事した秋山和慶が、14年ぶりにSKOと共演したBプログラム。「SKOでやっていない楽曲を」という小澤総監督の意向を受けて、すべてフランス人作曲家の作品でまとめた2時間のプログラムは、約10分に及ぶスタンディングオベーションで幕を閉じました。

 前半は短い3つの楽曲がつまった内容で、1曲目のイベール:祝典序曲、2曲目のドビュッシー:牧神の午後が終わるころには、客席はすでにSKOの音色を十分に楽しむ雰囲気でいっぱい。前半の最後に始まったのが、ラヴェル:ボレロ。同じ旋律が楽器を変え、延々続く約15分ですが、クライマックスに向かう盛り上がり方は圧巻の一言。ジャック・ズーンの優しいフルート、リカルド・モラレスの透き通ったクラリネット、フィリップ・トーンドゥルの甘いオーボエ、マッシモ・ラローザの魅惑的なトロンボーンと、一流奏者たちによる素晴らしい演奏が続きます。そして最後は、弦、管、打楽器すべてが合わさったフィナーレへ。大きな拍手が95人のオーケストラ、そして秋山氏へ送られました。
 休憩後に待っていたのは、40分の大曲サン=サーンス:交響曲第3 ハ短調作品78「オルガン付き」。静かな祈りのような旋律から始まり、2楽章が終わるころには大団円を迎え、ご来場頂いた1852のお客様は、熱烈に出演者たちに感激を伝え、拍手はいつまでも鳴りやみませんでした。

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 9月2日(日)15時より開演となったオーケストラ コンサートCプログラム"OMF Gig"は、今年のSKO公演を締めくくるにふさわしい、瑞々しい煌めきが溢れたコンサートとなりました。
 若干31歳、現在フィラデルフィア管弦楽団の副指揮を務めるケンショウ・ワタナベがタクトを振った最初の曲は、バーンスタイン:《キャンディード》序曲。今年生誕100年を迎えるレナード・バーンスタイン作曲で、勢いがあり、かつ明晰なケンショウの指揮を、SKOが朗らかな音色で応え演奏。日本デビューの1曲目は、大きな拍手で迎えられました。
 2曲目は、マーカス・ロバーツ・トリオが加わってのバーンスタイン:「オン・ザ・タウン」より3つのダンスエピソード。小澤征爾総監督の師でもあるバーンスタインらしい、アメリカの活気が伝わるメロディーと、変化に富んだリズムが特徴の1曲。トリオとSKOの熟練の演奏が見事に融合した演奏となりました。
 前半最後はディエゴ・マテウスが指揮台に立ち、ガーシュウィン:パリのアメリカ人をお届け。様々な楽器がソロを受け持つこの曲は、多国籍なSKOならではのサウンドが”パリのアメリカ人像”を作り出していました。

 後半の最初を飾ったのは、マーカス・ロバーツ・トリオのパフォーマンス。こちらもバーンスタインの『ウェスト・サイド・ストーリー』から4曲を披露しましたが、ロバーツの合図で始まった音楽はジャズトリオならではの、”もう一つのウエストサイドストーリー”と言わんばかりの、新たな物語を観客の頭の中に描いてくれました。
 そして大トリは、ディエゴ・マテウス指揮、マーカス・ロバーツ・トリオ、SKOによるガーシュウィン:アイ・ガット・リズム変奏曲。クラシックとジャズが幸福に融合し、今を共に生きる喜びを会場いっぱいに響きわたらせ、2018OMF最後の公演にふさわしい、大フィナーレとなりました。惜しみない拍手を受けた演奏者たちは、フェスティバルを陰ながら大きく支えて下さってるボランティアスタッフから贈られた長野県花リンドウを振って、「また来年!」と1865名のお客様に応えました。

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オーケストラ コンサートAプログラム ディエゴ・マテウス×SKOに万雷の拍手!!

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<8月26日(日)開催 オーケストラ コンサートAプログラム>

 2018OMF第1回目のオーケストラ コンサートが、8月26日(日)に開催されました。タクトをふったのは、今年がフェスティバル出演3回目となる若き才能 ディエゴ・マテウス。若干34歳ながら、猛者ぞろいのサイトウ・キネン・オーケストラを見事にまとめあげ、圧巻のチャイコフスキー:交響曲第5番を指揮。満席御礼の会場からは、万雷の拍手が贈られました。
 コンサートは朗らかなプロコフィエフ:交響曲第1番 ニ長調 作品25「古典交響曲」でスタート。4年前に二度目の出演を飾った時からさらに力を付け、世界トップクラスの奏者が集うSKOを見事にまとめ上げました。続き、指揮者無しのハイドン: 協奏交響曲 変ロ長調 Hob.I: 105へ。ここでは、SKOが誇る4人の名手がソロを披露。ヴァイオリンの竹澤恭子、チェロの宮田大、オーボエのフィリップ・トーンドゥル、ファゴットのマーク・ゴールドバーグらの音色に、2000人が聞き惚れました。円熟の演奏への大拍手とアンコールに応えて、独奏者4人はハイドン:交響曲第102番 変ロ長調 第三楽章より「メヌエット」を演奏し、再び喝采を浴びました。

 休憩をはさみ、80人編成のチャイコフスキーが開演。マテウスが音楽教育を積んだエル・システマでは、子どものころからチャイコフスキーが必須科目。加えて、フェスティバルに初出演した2011年にチャイコフスキー:交響曲第4番を指揮した彼が、満を持しての第5番演奏ということで、観客の期待も最高値まで高まっていました。約50分に及ぶ演奏の後、マテウスとSKOは割れんばかりの拍手に迎えられ、9月2日(日)に開催される、オーケストラ コンサートCプログラムへの期待をつなげました。
 
 オーケストラ コンサートの前日には、上質な室内楽をお届けするふれあいコンサートIIが、ザ・ハーモニーホールで開催されました。日本を代表するピアノ・デュオ 児玉麻里&児玉桃 姉妹を迎えてのコンサートで、メシアン、ドビュッシー、チャイコフスキーで見事な連弾を披露。デュオとしてフェスティバルに出演するのは今年が初めてとなりました。連弾の後は、SKOメンバーも加わり、プーランク:六重奏曲 FP100とサン=サーンス:動物の謝肉祭を演奏。国内でもトップクラスの音響を誇るザ・ハーモニーホールに、見事な調和が広がりました。
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<8月25日(土)開催 ふれあいコンサートII>


 8月18日の開幕後、まつもと市民芸術館で始まったのは、小澤征爾音楽塾オーケストラによるOMFオペラ プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」の立ち稽古。各国から集まったキャストたちが、デリック・イノウエ(指揮)、デイヴィッド・ニース(演出)、デニス・ジオーク(ヴォーカル・コーチ)の指導のもと、プッチーニが唯一遺した喜劇の稽古に励んでいます。本日からは、小澤征爾音楽塾オーケストラと合わせる、舞台付き稽古が開始。笑いなくして見れないオペラを、ぜひお見逃しなく!

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<8月23日(木)小澤征爾音楽塾オーケストラによるOMFオペラ プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」稽古